どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日FIREを達成し、タイに移住した一般男性です。
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資産1000万円から3000万円に到達するまで、実際にどれくらいかかるのか?
理論上は、月10万円を年利5%で積み立てると、約9年かかる計算です。
でも、本当にそうなのか?
そこで今回、私のコミュニティ「FIRE Hub」のメンバー103名に緊急アンケートを実施しました。
質問はシンプル。
「資産1000万円から3000万円に到達するまで、どれくらいかかりましたか?」
そして、集まった回答がこちらです。

なんと、到達した人の43%が「3年未満」で3000万円に到達しているんです。
理論値の9年と比べて、約3倍のスピードです。
ゴンとキルアの成長速度並ですね。
衝撃じゃないですか?
「なぜこんなことが可能なのか?」
「早く到達した人と、時間がかかった人の違いは何なのか?」
そこで、さらに深掘りして、
「1000万円→3000万円で最も効果があった施策は何ですか?」
という質問もしました。

その結果、ある共通パターンが見えてきたんです。
そして同時に、時間がかかった人、または「まだ到達していない」と回答した20%の方々には、ある共通の「失敗パターン」があることも判明しました。
今回の動画では、この103名の実データをもとに、
「資産1000万円から3000万円への最速最短ルート」
を完全解説していきます。
具体的には、
- 資産1000万円の「本当の意味」と見えてくる景色
- 1000万円で足を止めてしまう人の「3つの致命的ミス」
- そして、3000万円への加速装置となる「2つの黄金アクション」
この3つをしっかり解説していきます。
この動画を最後まで見れば、あなたも3年以内に3000万円到達を目指せる具体的な道筋が見えてきます。
それでは、始めていきましょう!
資産1000万円の「本当の意味」と見えてくる景色
さて、ここからは具体的に解説していきます。
まず前提として、資産1000万円の立ち位置や意味について見ていきましょう。
「自分は今、どの位置にいるのか?」
これを知らないと、次にどう動けばいいのかも分かりませんからね。
まず立ち位置、つまり資産1000万円を達成している人がどれくらいいるのかを見ていきます。
💰 資産1000万円以上保有者の割合
年代別・世帯タイプ別データ
どうですか?思ったより少ないと感じた方も多いんじゃないでしょうか。
どの年代においても、資産1000万円は完全に上位層なんです。
『ハンターハンター』で言うと、「念能力を習得した時点で、すでに一般人の100倍強い」みたいな状態なんですよ。
念を覚えた時点で、天空闘技場の下層階にいる格闘家たちには圧勝できるレベルになれます。
資産1000万円も同じです。一般層からすれば、もう別次元なんです。
特に、相続や退職金でまとまったお金をもらっていない20代〜40代で1000万円到達している人は、かなり少ない。
つまり、あなたはすでに「選ばれし者」の仲間入りを果たしているわけです。
そして、もう一つ重要なポイントがあります。
それは、早い段階で1000万円に到達した人は、すでに資産形成の基盤が整っているということです。
具体的には、
- 保険料やスマホ代などの固定費の見直し
- 日々の支出の管理
- NISAを活用したインデックス投資
こういったことを、すでに実践している方がほとんどのはずです。
つまり、一定のリテラシーが備わっていて、なおかつ今後お金を増やす上でのベースとなる土台も築けている。
だからこそ、1000万円には本当に大きな価値があるんです。
これ、『NARUTO』で例えるなら、「仙人モードを習得した状態」に近いですね。
この時点で、ナルトは上忍レベルの実力が完成しているわけです。
まだ「火影」ではないし、暁のリーダーには勝てない。
でも、戦うための「仙術チャクラ」は使いこなせている。
資産1000万円も同じ。まだFIREには遠いけど、増やすための「型」は完成しているんです。

1000万円では、そこまでの経済的な自由は得られません。
年利4%で運用しても、年間40万円。月3.3万円の不労所得です。
生活費の足しにはなるけど、これだけでは生きていけない。
つまり、今後もまだまだ積み上げが必要なんです。
しかし、資産1000万円は大きな区切りであるがゆえに、ここへの意識や理解が曖昧になり、慢心や判断ミスが生まれる場合もあります。
『NARUTO』の第四次忍界大戦でマダラが隕石を落としたシーンに似ています。
オオノキが必死に超軽重岩の術で巨大な隕石を止めた。
「やった!止めた!」と思った瞬間、
マダラが一言。
「では、二つ目はどうする?」
そう、隕石の上にもう一つ隕石が降ってきたんです。
一つ目を止めるので精一杯だった忍連合軍は、二つ目には全く対応できず、壊滅的な被害を受けてしまった。

最初のハードルをクリアしても、その先にはさらに大きな試練が待っている。
資産形成も同じなんです。
その先には3000万円、5000万円、そしてFIRE達成という「二つ目、三つ目の隕石」が待っている。
ここで油断すると、次のステージで思わぬ落とし穴にハマる可能性があるんです。
また、リテラシーが身についてきたせいで、逆に余計なこと(判断ミス)をしてしまうのもよくあることです。
そうなれば、資産が増えなかったり、最悪大きく減ることもありえます。
要するに、せっかく築いた土台を活かし、資産をより増やしていくためには、1000万円到達後の行動がものすごく大事になるわけです。
では、具体的にどんな行動がNGで、どんな行動をすべきなのか?
次の章から詳しく見ていきましょう。
1000万円で足を止めてしまう人の「3つの致命的ミス」
さて、ここからが核心部分です。
1000万円という節目に到達した瞬間、多くの人が「見えない罠」に足を踏み入れてしまいます。
実は、資産形成において最も危険なのは「お金がない時」ではなく、「ある程度お金が貯まった時」なんです。
なぜなら、人間は心理的に余裕ができると、判断が甘くなるからです。
「勝った」と思った瞬間が、最も危ない。
バトル漫画などで攻撃が命中して、爆風や煙で敵の姿が見えなくなった時。
「やったか!?」
この瞬間、視聴者は確信するわけです。
「ああ、これは絶対やられてないやつだ」って。
そして案の定、煙の中から無傷の敵が現れて、油断していた主人公側が逆に大ダメージを食らう。
「勝った」と思った瞬間こそ、最も危ない。

資産形成も全く同じです。
これから紹介する3つの行動パターン、実は1000万円到達後に資産が停滞する人の90%以上が、この中のどれか一つに当てはまっています。
でも逆に言えば、この3つさえ避ければ、あなたは上位10%の「抜け出す側」に回れるわけです。
それでは見ていきましょう。
複利エンジンの「燃料タンク」に穴を開ける
何のことか?
それは、新築マイホームや高級新車といった「資産を奪う負債」への大型支出のことです。
負債の本質
マイホームも新車も、確かに「所有物」ではあります。
でも資産運用の観点から見れば、毎月あなたのポケットからお金を奪い続け、なおかつ価値が下がり続けるもの。
つまり、負債なんです。
1000万円という大台に乗ると、「そろそろ家を建てようか」「良い車に乗りたいな」という気持ちが湧いてくる。
これ、めちゃくちゃ自然な感情です。
でも、本気でFIREを目指すなら、この衝動を抑えることが分岐点になります。
なぜダメなのか:資産形成の方程式
理由を説明しますね。
資産形成のスピードは、シンプルな式で表せます。
スタート時点では、右側の「資産 × 運用利回り」がほぼゼロです。
だから、ひたすら左側の「収入-支出」を最大化するしかない。
節約して、副業して、必死に種銭を作る。
正直、この時期は苦しいです。
でも、資産が増えてくると、魔法が起こり始めます。
「資産 × 運用利回り」の部分が、勝手に働き始めるんです。
例えば:
- 100万円 × 5% = 年5万円(月4,000円)
- 500万円 × 5% = 年25万円(月2万円)
- 1000万円 × 5% = 年50万円(月4.2万円)
1000万円に到達すると、もう「月4万円の自動収入マシン」を手に入れた状態なんです。
『ONE PIECE』で言うなら、ルフィが「ギア2」を習得した瞬間に似ています。
それまでは腕力と根性だけで戦っていた。
でも、ギア2を覚えた瞬間、スピードも攻撃力も一気に跳ね上がった。
同じパンチでも、威力が全然違う。

資産1000万円も同じです。
同じ「月5万円の投資」でも、複利の力が加わると、増え方が全然違ってくる。
この「複利エンジン」が本格稼働し始めるのが、1000万円ラインなんです。
ここで大型支出をするとどうなるか
さて、ここで新築マイホームや高級車を買うとどうなるか?
頭金で500万円、初期費用で100万円、諸々で合計600万円が消えたとします。
残り400万円。
さっきの月4.2万円が、月1.7万円に激減します。
しかも、住宅ローンの返済が月8万円とかかかってくる。
結果、「収入-支出」の部分も圧迫されて、投資に回せる金額が減る。
つまり、せっかく始動した「複利エンジン」の燃料タンクに、自ら穴を開ける行為なんです。
『進撃の巨人』で例えるなら、立体機動装置のガスを無駄遣いして、巨人と戦っている最中にガス切れを起こすようなものです。
調査兵団の兵士たちは、ガスの残量を常に気にしながら戦います。
なぜなら、ガスが切れた瞬間、立体機動が使えなくなり、巨人に食われるからです。
リヴァイ兵長が最強なのは、戦闘力だけでなく、ガスの使い方が異常に効率的だからなんです。
知らんけど

資産形成も同じ。
「資産」という燃料を、無駄に消費してはいけない。
「最強の敵」に正面から挑む無謀
続いて2つ目の致命的ミスは、「最強の敵」に正面から挑む無謀な行為です。
具体的に言うと、集中投資やレバレッジをかけて「市場平均を超えよう」とすることですね。
1000万円に到達すると、複利の効果が効き始めます。
でも同時に、ある現実にも気づくんです。
「あれ?月10万円積み立てて、年利5%で回しても…1000万円から3000万円まで、9年くらいかかるのか」
そう、思ったより時間がかかる。
すると、こんな気持ちが湧いてきます。
「もっと早く資産を増やしたい」
「インデックス投資は退屈すぎる。リターンも低い」
「せっかく1000万円もあるんだから、レバレッジかけて一気に増やせないか?」
この気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、ここが罠なんです。
「最強の敵」の正体
株式市場の取引の大部分は、機関投資家という「投資のプロ集団」によって行われています。
彼らは:
- 東大、京大、海外有名大学のエリート
- 最先端のAIと分析ツール
- 膨大な資金力
- チームでの戦略立案
こういった武器を持って、毎日市場で戦っています。
そして、このプロたちがガチでバトルした結果の「平均点」が、インデックス投資のリターンなんです。
つまり、市場平均を超えようとするのは、このプロ集団を出し抜こうとする行為です。
通信空手の受講者がジョンウィックに勝てるわけないんですよ。勝てるのはジェイソンステイサムくらいです。

でも、1000万円到達後の投資家は、この無謀な挑戦をしてしまうことがある。
「俺は違う。俺なら勝てる」
この慢心が、破滅への第一歩なんです。
リスクの大きさ
加えて、集中投資やレバレッジ型の商品は、リスクが異常に高いです。
- 個別株への集中投資 → その企業が倒産したら終わり
- レバレッジ2倍、3倍 → 暴落時に資産が半分以下に。
せっかく5年、10年かけて貯めた1000万円が、一瞬で500万円、300万円に激減する可能性があるんです。
そこら辺の不良が範馬刃牙に喧嘩を売るようなものです。
覚えてますか?刃牙の周りには、常に「俺の方が強い」と勘違いした連中が現れます。
街のチンピラ、不良グループ、空手家…
彼らは自分の実力に自信を持っている。
「俺だって喧嘩なら負けたことない」
「ガキ一人なら余裕だろ」
でも、刃牙と対峙した瞬間、次元が違うことに気づく。
自信と実力は、別物なんです。
仮に、運良く一度や二度、市場平均を上回ることができたとしましょう。
でも、それを10年、20年と続けられますか?
プロの機関投資家ですら、継続的に市場平均を上回ることは困難だと言われています。
それを、個人投資家が片手間でやるのは、ほぼ不可能です。
プロが持つ「武器」(情報、ツール、時間、資金)がない状態で、同じ土俵に立とうとしている。
勝てるわけがないんです。
本当の最短ルート
「急がば回れ」という言葉があります。
資産形成においても、これが真理です。
大半の場合、リスク許容度の範囲内で、焦らずコツコツとインデックス投資を続けるのが、実は最短ルートなんです。
なぜなら、失敗しないから。
一度大きく失敗すると、そこから立て直すのに何年もかかります。
それよりも、地味でも確実に増やし続ける方が、結果的に早くゴールに着く。
慢心への警告
特に1000万円のフェーズになると、知識がついてきているゆえに慢心しやすいんです。
「インデックス投資の仕組みも分かった」
「NISA、iDeCoも活用してる」
「経済ニュースも読んでる」
確かに、あなたは一般人よりはるかに金融リテラシーが高い。
でも、それでもプロには遠く及ばない。
この事実を謙虚に受け止めて、自分の土俵で戦い続けることが重要です。
だからこそ、1000万円到達後に「もっと早く増やしたい」という焦りが出てきても、その誘惑に負けないこと。
淡々と、機械的に、インデックス投資を続ける。
これが、遠回りに見えて、実は最速のルートなんです。
「強くなったから防具を脱ぐ」という矛盾
そして3つ目の致命的ミスは、「強くなったから防具を脱ぐ」という矛盾した行動です。
専門用語で言うと、ライフスタイルインフレと呼ばれるものですね。
これは1つ目の「大きな買い物」にも深く関連しています。
ライフスタイルインフレとは?
ライフスタイルインフレとは、収入や資産が増えるのに比例して、生活水準も上げてしまう現象です。
資産1000万円という大台に到達すると、こんな心理状態になります。
パターン①: 「ここまで頑張ったし、かなり溜まったな。そろそろ自分にご褒美をあげてもいいよね」
パターン②: 「1000万円貯まったけど…思ったほど人生変わらないな。もっと使って楽しんだ方がいいんじゃないか?」
どちらのパターンも、めちゃくちゃ分かります。
5年、10年と節約と投資を続けてきたんです。
疲れますよね。たまには美味しいものを食べたい。良いホテルに泊まりたい。
その気持ち、本当に理解できます。
こうしたメンタルの変化が起きると:
- 外食の頻度が増える(月2回→週2回)
- 買い物でワンランク上のものを選ぶようになる
- 旅行が豪華になる(国内→海外、エコノミー→ビジネス)
- 住む場所をグレードアップする
- 趣味にお金をかけるようになる
一つ一つは小さな変化です。
でも、積み重なると月の支出が5万円、10万円と増えていくんです。
なぜ危険なのか
ここで思い出してください。
資産1000万円は、あくまで「土台」です。
まだまだ積み上げが必要な段階なんです。
1000万円を年利4%で運用しても、年間40万円。月3.3万円です。
これだけでは生活できません。
つまり、まだゴールには遠いわけです。
ここで生活レベルを上げてしまうと、投資に回せる金額が減る。
結果、資産形成に大きなブレーキがかかり、今後何年にもわたって資産があまり増えていかない状況になります。
当然、次の目標である資産3000万円への到達は大幅に遅れるでしょう。
『ドラゴンボール』の亀仙人の修行に例えると分かりやすいです。
悟空とクリリンは、重い亀の甲羅を背負って修行していました。
そして天下一武道会の本番で、甲羅を脱いだ瞬間、信じられないほど身軽になって強くなった。
でも、試合が終わったら?
また甲羅を背負って修行を続けるんです。

なぜか?
もっと強くなるためです。
もし悟空が、
「甲羅を脱いだら軽くて楽だな。もう甲羅はいいや」
と言って、甲羅なしで過ごし始めたら?
成長が止まります。
知らんけど
資産形成も同じなんです。
1000万円到達は、「重い甲羅を背負って修行してきた成果」です。
でも、だからといって「もう節約しなくていいや」と甲羅を脱ぎっぱなしにしたら、成長が止まるんです。
でも、我慢しろと言いたいわけではない
ただし、誤解しないでください。
収入や資産が増えても、消費や浪費を全くするなと言いたいわけではありません。
ずっと我慢し続けるのは、しんどいですし、続きません。
重要なのは、バランスです。
具体的には、一定の貯蓄率(投資率)をキープできる範囲で、消費や浪費を楽しむことです。
例えば:
- 収入の20%を投資に回すと決めている
- 収入が上がったら、投資額も上げる
- でも、残りの80%は自由に使っていい
こういうルールを決めておくんです。
投資額も増やしつつ、使えるお金も増える。
これなら、今を適度に充実させつつも、資産形成からの脱落を防げます。
結果的に、入金力と複利の力によって、資産を右肩上がりに増やし続けられるんです。
ボディビルダーの減量期におけるチートデイみたいなものです。
減量をやめるわけじゃない。
むしろ、チートデイがあるからこそ、残りの6日間を頑張れる。
メリハリをつけることで、長期的に継続できる。

資産形成も同じです。
適度に楽しみながら、でも投資は続ける。
このバランスが、長期的な成功を生むんです。
次のステージへの加速装置となる「2つの黄金アクション」
さて、ここまでは「やってはいけないこと」、つまり地雷の場所をお伝えしてきました。
でも、地雷を避けるだけでは、前に進めません。
じゃあ、具体的に何をすればいいのか?
ここからは、資産1000万円到達後にやるべき2つの行動を解説していきます。
その前に、実は今回の動画を作るにあたって、私のコミュニティ「FIRE Hub」のメンバーに緊急アンケートを実施しました。
質問はシンプル。
「資産1000万円から3000万円に到達するまで、どれくらいかかりましたか?」
「1000万円→3000万円で最も効果があった施策は何ですか?」
この2つです。
そして、103名から回答が集まりました。

驚きませんか?
なんと、到達した人の43%が「3年未満」で3000万円に到達しているんです。
理論値では9年かかる計算なのに、実際には3年未満で到達している人が半数近くいる。
なぜこんなことが可能なのか?
実は、効果があった施策を聞いた結果に、その答えがありました。

1位は「収入を増やした」で28%、2位は「相場の上昇」で19%、3位は「投資額を増やした」で15%でした。
つまり、早く到達した人は、入金力を上げるか、相場の力を最大限活かすか、その両方をしているんです。
ただし、「副業で月10万円稼ぎましょう」とか「転職して年収を200万円上げましょう」といった、現実的に難しい収入アップ策は、誰にでもできるわけではありません。
だからこそ、ここからは多くの方が今日からでも実践できる2つの行動に絞って解説していきます。
これから解説する2つの行動を実践することで、
資産形成で最も重要な「継続」がより確実にできるようになり、結果的に入金力アップにも繋がります。
それでは見ていきましょう。
黄金アクション①:「航海図を描き直す」
やるべきことの1つ目は、「航海図を描き直す」ことです。
専門用語で言うと、人生設計に基づく投資計画の検討・見直しですね。
具体的に何をするのか?
具体的には、
「自分の人生の中で、今後どのタイミングで、どんなお金が、いくらくらいかかってくるのか?」
これを改めて考えて、それを資産形成や投資の計画に落とし込むんです。
例えば:
- 子どもの教育費(大学入学):3年後に500万円
- 家のリフォーム:10年後に300万円
- 老後資金:20年後に3000万円
こういった具体的なライフイベントとお金を書き出して、逆算して計画を立てるわけです。
なぜ1000万円のタイミングで必要なのか?
特に、投資を活用して1000万円貯めた方にぜひやって欲しいんです。
なぜかというと、1000万円に到達する頃は:
- お子さんが大きくなっている(教育費が近づいている)
- ご自身の老後が視野に入り始めている
つまり、そう遠くないうちにお金のかかるライフイベントを控えているケースが多いからです。
計画がないとどうなるか?
もし人生設計や計画が曖昧で、なんとなく投資をしている場合、こんなリスクがあります。
例えば:
- 3年後、子どもの大学入学で500万円が必要になった
- でも、そのタイミングで株価が大暴落(-30%)
- 1000万円が700万円に減っている
- 500万円を取り崩すと、残りは200万円
せっかく貯めた資産が、一気に激減してしまうんです。
そして、残り200万円から再スタートすると、3000万円到達までにさらに何年もかかる。
これ、めちゃくちゃもったいないですよね。
計画があればどうなるか?
しかし、ライフプランを考えた上で計画を立てておけば、こんな対策が可能です。
- 将来の支出を見据えて、投資と並行して現金もしっかり貯めておく
- 例:投資800万円、現金200万円に分ける
- 教育費がかかる数年前にファンドを一部売却して現金化しておく
- 例:株価が高い今のうちに500万円を現金化
これなら、お金が必要なタイミングで株価が下落してもさほど問題ありません。
現金で対応できるからです。
『ONE PIECE』で例えるなら、ログポースを確認せずに偉大なる航路(グランドライン)を航海するようなものです。
グランドラインは、普通の海とは違います。
天候は読めない。海流は不規則。磁場も狂っている。
だから、ログポースで次の島の方角を確認しないと、確実に遭難します。
ルフィたちが無事に航海できているのは、ナミがしっかりログポースを確認して、航路を計画しているから。
計画なしの航海は、死を意味する。
資産形成も同じです。
人生設計という「ログポース」なしで投資を続けるのは、遭難のリスクを抱えているのと同じなんです。
黄金アクション②:「盾を装備せずに戦わない」
続いて、やるべきことの2つ目は、「盾を装備せずに戦わない」ことです。
簡単に言うと、守りをおろそかにしない、つまり現金をしっかり確保しておくということですね。
実は、先ほどのアンケートで興味深い結果がありました。
「最も効果があった施策」の5位に「固定費・支出を徹底削減した」が5%で入っています。
一見、割合は低く見えますが、これは裏を返せば、
「支出管理や現金確保を軽視した人は、時間がかかった」
ということでもあるんです。
実際、「まだ3000万円に到達していない」と回答した17%の方の中には、
「暴落時に現金がなくて、株を売ってしまった」
「収入減少で投資を止めざるを得なかった」
というコメントがありました。
つまり、守りを固めているかどうかが、継続力に直結しているんです。
よくある勘違い
資産が1000万円を超えて、さらに株高の状況が続いていると、こんな気持ちになります。
「お金はどんどん投資に回して増やしたい!」
「現金で持っておくのはもったいない」
「全部株式に突っ込んだ方が効率的だ」
この気持ち、めちゃくちゃ分かります。
特に、ここ数年のように株価が右肩上がりの時期は、現金を持っているのが「損」に感じるんですよね。
でも、こんな時こそ「守り」の方向を強く意識すべきなんです。
インデックス投資の本当のリスク
全世界株式などのインデックスファンドは、リスクが低いと思われがちです。
でも、その中身は株式です。
分散が効いているとはいえ、十分ハイリスクなんですよ。
歴史を振り返ってみてください:
- リーマンショック(2008年):株価-50%
- コロナショック(2020年):株価-30%
- ITバブル崩壊(2000年):株価-40%
「◯◯ショック」が起これば、一気に数10%減ることが普通にあります。
例えば:
そして、こんな時に十分な現金がないと、
「生活費が足りない…株を売るしかない」
下落時に売却を強いられて、市場から退場してしまうんです。
これ、最悪のパターンです。
人生には予期せぬ出来事が起こる
また、長期投資を行う間には、色々な出来事が起こり得ます:
- 元暴走族から一念発起してサラリーマンになる
- お腹に九尾を封印されて人々から煙たがられる
- 実は父親が4代目火影だった
- 家族の介護
誰にでも起こり得ることです。
こんな時、十分な現金があれば、そこから当座の費用を捻出できます。
これにより:
- 一定の安心感を得ながら生活できる
- 落ち着いて次の手を考えられる
- 運用を継続できる(株を売らなくて済む)
現金は、あなたの人生を守る「盾」なんです。
具体的にいくら必要?
じゃあ、具体的にどれくらい現金を持てばいいのか?
目安は、生活費の1年分から2年分です。
このくらいあれば、仮に収入が途絶えても、1〜2年は株を売らずに生活できます。
そして、1〜2年あれば:
- 転職活動ができる
- 療養して復帰できる
- 次の収入源を確保できる
十分な時間を稼げるんです。
そして、ここで改めてアンケート結果を見てください。

3年未満で到達した43%の方々は、どうやってこのスピードを実現したのか?
アンケートの自由記述欄には、こんなコメントがありました:
「収入が上がったタイミングで、生活レベルを上げず、投資額を増やした」
「相場が良い時期に、しっかり現金も確保しつつ投資を継続した」
「固定費を見直して、投資に回せる金額を増やした」
つまり、早く到達した人は、
守り(現金確保)と攻め(投資継続)のバランスを取りながら、入金力を上げていた
んです。
逆に、時間がかかった方の一部からは、
「暴落時に現金がなくて、株を売ってしまった」
「収入減少で投資を止めざるを得なかった」
というコメントがありました。
守りを固めているかどうかが、継続力に直結しているんです。
まとめ
さて、ここまで長い動画を見ていただき、ありがとうございました。
あなたはもう、「選ばれし者」の仲間入りを果たしています。
資産1000万円という土台は、あなたがこれまで頑張ってきた証です。
その努力を無駄にしないでください。
ここから先は、知識と戦略があれば、加速できます。
焦らず、でも確実に、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
今後も一緒に、資産形成を頑張っていきましょう。
さて、もしあなたが、
「もっと具体的な投資戦略を知りたい」
「FIRE達成までのロードマップを描きたい」
「同じ目標を持つ仲間とつながりたい」
と思ったら、ぜひ私のコミュニティにも参加してみてください。
詳細は概要欄にリンクを貼っておきます。
それでは、また次の動画でお会いしましょう。



