FIRE

サイドFIRE生活5ヶ月目の私が改めて感じる、サイドFIREの魅力/目指すべき理由

GENKI

どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日ついにFIREを達成し、現在は海外移住に向けて準備中の一般男性でございます。

最近、FIREという言葉がかなり浸透してきたように思えます。

FIRE系の情報発信者として非常に嬉しい限りです。

ということで、今回はFIREについてお話したいと思います。

現在、サイドFIRE生活5ヶ月目に突入しました。

資産収入とYouTubeからの収入などを生活費に充てて生活しております。

今回は、そんな私が改めて感じている、人々がサイドFIREを目指すべき理由について伝えたいと思います。

FIREとは何か?

FIREというのは、以下の略語です。

FIRE

Financial Independence Retire Early

要は、経済的に自立して早期退職を目指しましょうという考え方です。

早期退職するしないは、本人の自由ですが、経済的に自立することで、それらを自分で選択できるようになるということが重要だと考えています。

経済的自立はどういう状態のことを言うのかというと、生活費の25年分の資産を蓄えて、その資産からの収入によって生活費を賄える状態のことを言います。

FIREの魅力

なぜ人々はFIREに魅力を感じるのかというと、精神的、経済的に余裕が産まれて、人生の選択肢が増えるからです。

多くの人は、生活費のために必死に働いています。

生活費のためだけに必死に働くと以下のような弊害が起こりえます。

生活費のためだけに必死に働くことによる弊害

本当はやりたいことがあるにも関わらず、生活費を稼がなくてはならないがために諦める。

本当はやりたくないにも関わらず、生活費のためにやらなくてはならない。

ただ、FIRE達成できる状態であれば、好きなこと、好きな仕事ができるようになります。

自分の人生を豊かにする経験に対して、お金と時間を費やせるようになります。

その結果、上手くいかなかったとしても、それによる経済的な損失は限られます。

なぜなら、経済的に自立しているからです。

要はFIREすれば、自分の人生を好きなように生きることができるようになります。

GENKI

全サラリーマンにとって、理想的な生き方だと思っております。

FIRE達成方法

では、経済的に自立するにはどうしたらいいのかと言いますと、

例えば、単身世帯の月平均の生活費がだいたい17万円ですので、年間204万円使う計算になります。

その25年分ですので、5,100万円が必要ということになります。

また、2人以上世帯の月平均が約30万円ですので、同様に計算すると9,000万円必要になります。

単身世帯
月平均の生活費17万円×12ヶ月=204万円
204万円×25年=5,100万円

2人以上世帯
月平均の生活費30万円×12ヶ月=360万円
204万円×25年=9,000万円

そして、FIREをするには、この資産の一定額を取り崩し、生活費に充てていく必要があります。

それが、4%ルールです。

4%ルール

インフレ率を調整した上で毎年ポートフォリオから4パーセントの資金を引き出しても、95パーセントの確率で30年間ポートフォリオの資金は底をつかないというものです。

要するに、先程計算した25年分の資産を全て株式に投資して、毎年4%ずつ取り崩していくというものになります。

単身世帯の場合は、5,100万円の4%を取り崩すと、204万円、つまり1年間の生活費となるのです。

2人以上世帯の場合も同様、9,000万円の4%を取り崩すと、360万円、つまり1年間の生活費となります。

FIREの達成ハードルは高い

GENKI

正直、現実的に考えて達成ハードルは高いと思いませんか?

毎月10万円を積立し、年利10%で運用したも、9,000万円まで増やすためにどれだけ年数がかかるか分かりますか?

21年かかります。

30歳から積立しても50代になってしまいます。

40歳の人は、60代になってしまいます。

これから好きなこと、やりたいことを我慢し、倹約して、愚直に積立投資してきてもFIREを達成できるのが60代、70代になってしまうと、モチベーションもかなり下がってしまいます。

それ以上に、FIRE達成時期が遅くなれば遅くなるほど、問題となってくることがあるのです。

それについて「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本を参考して説明します。

こちらの本を簡単にまとめるとこんな感じです。

人間は必ず死ぬ。しかも、その死は突然やってくる。
だから、目的もなくお金を貯めることはやめ、 今しかできないことに投資すべきだ。
お金を無駄にすることを恐れて、人生を無駄にしてしまうことのほうが恐ろしい。
なぜなら、人生で1番大切な仕事は「思い出づくり」だからである。
結局最後に残るのは、思い出だけだからである。

めちゃくちゃ興味深い本ですので、是非読んでみてください。

この本によると、お金の価値というのは年齢とともに低下してしまうということにあります。

歳を取ると、健康は低下し、物事への興味も薄れ、創造性も低下します。

GENKI

周りのおじいちゃん、おばあちゃんを見ると物欲なさそうですよね。笑

そうなるとできる活動というのは、限られてしまいます。

せっかくこれまでFIREして自分のやりたいことをするために、築いてきた資産も役に立たなくなってしまいます。

同じ100万円を使うにしても70代、80代のときよりも20代、30代、40代のほうが価値を引き出せることになります。

例えば、私の手元に100万円があれば、世界中を旅したり、新しいことを勉強したりして、100万円の価値を積極的に自分の経験に変えていくと思います。

ただ私がもし60代、70代の場合、おそらくその100万円で世界中を旅したり、勉強したりする体力はもう残っているか分かりませんし、生きているかも分かりません。

少なくとも今より効率的に100万円を経験に変えることはできないでしょう。

皮肉なことに、経験を最大限に楽しめる黄金期というのは、一般の定年の年齢よりももっと前に来てしまいます。

この黄金期に積極的にお金を使い、人生を豊かにする経験をすべきだとこの本では言っています。

では、どうすれば最大限に金の価値を引き出せるのかと言うと、金から価値を引き出す能力が高いときに金を使うことです。笑

つまり、FIREを達成する時期が早ければ早いほど良いということになります。

そこで、サイドFIREという考え方を提案したいと思います。

サイドFIREで達成ハードルを下げよう

サイドFIREというのは、半分は働いて稼いで、半分は資産収入で得るという考え方です。

つまり、先程計算した必要資金の半分を用意する必要があります。

単身世帯の場合は、5,100万円→2,550万円

2人以上世帯の場合は、9,000万円→4,500万円

これでもまだまだ高いよと思うかもしれませんが、通常のFIREと比べたら、まだ実現可能な範囲だと思いませんか?

達成するまでに必要な年数も通常のFIREのときよりもかなり短くなります。

そうなると、達成するまでの節約生活や投資もより頑張ろうと思えるのではないでしょうか?

その結果、毎月の支出も下がり、積立額も増えることに繋がる可能性もあります。

僕が言いたいこと

FIREというのは

生活費を稼ぐために本当にやりたいことを我慢している。

もしくは、生活費を稼ぐためにやりたくないことをやらなくてはならない。

上記のようなサラリーマンの悩みを解決できる理想的な生き方、考え方であるにも関わらず、達成ハードルが非常に高いのが難点です。

しかし、皮肉なことに人生を豊かにするための経験を最大限に楽しめるのは、一般の定年の年齢よりももっと前に来てしまいます。

この時期を逃さないためにも、FIREと比較すると達成ハードルが圧倒的に低い「サイドFIRE」という考え方、生き方は、非常に魅力的だと思います。

僕も31歳でサイドFIREして、まだまだ体力があると思っているので、この黄金期を逃すことなく、死ぬ間際に後悔しないように生きていきたいと思います。

GENKI

今回は、以上です。ぜひYouTubeもご覧いただけるとうれしいです!

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