どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日ついにFIREを達成し、現在は海外移住に向けて準備中の一般男性でございます。
FIRE・セミリタイア達成後のデメリットとして、生きがい・やりがいを感じることができずに、精神的に病んでしまうといったことを本当によく聞きます。
ということで、FIRE生活を実際に始めて2ヶ月経過した私が、そのやりがい問題について実際にどう感じているのかについて紹介したいと思います。
また、今後FIRE達成後にその問題に陥ってしまわないか心配になっている方に向けて、恐縮ながら簡単にアドバイスをさせて頂きたいと思います。
FIRE達成後に生きがい・やりがいを感じられないことについて
幸いなことに私はFIRE達成後でもそれらを感じられてはいるのですが、その気持ちはめちゃくちゃ理解できます。
サラリーマンをしていると嫌でもなにかしらやることはありますし、会社を通して間接的にではありますが、社会貢献することもできるので、生きがいややりがいを感じることは少なからずできると思います。特に仕事しかしてこなかった人にとっては、急にセミリタイア状態になると他に何をしたらいいのか分からず、喪失感を味わってしまうのだろうと思います。
ちなみに私の場合は逆でした。サラリーマン時代はコンサル業界にてBtoBの仕事をしていたので、顧客はどれをとっても大企業ばかりでした。例えば私があるPJを完遂した結果、その企業の売上が向上し、社会的に大きな影響があったとしましょう。確かにやりがいの規模という意味では大きかったのかもしれませんが、飽くまで自分はそのPJのメンバーとして、部分的にしか役割を担っているわけではないので、間接的にしかやりがいを感じることができませんでした。私はそのような状況に違和感を感じていました。そのため、私はFIRE・セミリタイア達成後は、より直接的にやりがいや繋がりを感じられることがしたいなと思ってました。
ということで、私は退職する前から本業をしながらYouTubeを始めるなどして、ある程度の基盤作りや計画を立ててからFIREしたので、その後はそれらにより本気で取り組むだけでしたので特に生きがい・やりがいがないといったことは感じていません。確かに生きがい・やりがいのスケールでいったらサラリーマン時代のそれと比になりませんが、私が大事にしているのはスケールではなく「キョリ」ですので全く問題ありません。実際に私の動画を見てくださってる方から嬉しいコメントを頂けたり、それによって収益が発生したりと相手とのキョリは非常に近いと感じています。
おかげさまで、私はFIREする前から自分がしてみたいと思っていたことに実際に取り組めているので、大変満足しています。むしろサラリーマンしていたときよりも直接的にやりがいと生きがいを感じることができています。
おそらく、私みたいにFIREする前からすでにやりたいことや目標がある人たちにとっては、そのような悩みとは無縁なことだと思います。
ただ、全員が全員そうではないと思います。FIREしてみたいとは思っていながらも、特にやりたいことがないのでFIRE後の生きがい・やりがいについて心配してる方も大勢いると思います。そういう方たちに向けて、3つアドバイスをさせて頂きたいと思います。
FIRE後の生きがい・やりがいについて心配してる方に向けてアドバイス
無理して早期退職する必要はない
おそらくあなたは今の仕事が自分の情熱を捧げるだけの価値があると思っているのでしょう。
正直言うと、情熱を捧げるだけの仕事に就けているというだけでとても幸運なことだと思います。結局自分の仕事を楽しんで取り組めている人が最強なんですよ。
そういう方は無理して早期退職する必要はないと思います。万が一、今の仕事が人間関係などの外的要因によって嫌になってしまった時のため、より精神的余裕を確保するために経済的自立だけ目指して、そのあとは自分の好きなスケジュールで働き続ければよいと思います。
ただ、そういう人ってほんと稀だと思ってます。私はそれ以外の普通の人なので、サラリーマン時代の仕事にそこまで情熱を捧げることができませんでした。
目標資産額を見直す
私の考えとしては、FIRE達成前から達成後における「生きがい・やりがいを感じられる生き方」を決めておく必要はないのかなと思います。
もちろんあるにこしたことはないです。
FIRE達成後でも様々なことに挑戦していくなかでじっくり見極めればよいと思っているのですが、もしも挑戦する前に失敗した場合のリスクを考えてしまうせいで、なかなか実行に移せないだろうなと思っている人は、自分が経済的自立とみなしている資産額が足りていないのだと思います。
もしも十分な資産とポートフォリオを築いているのならば、その資産収入で生活費を賄えるはずなので、あとは好きなタイミングで好きなことを挑戦するだけだと思うんですよ。なぜなら、たとえ失敗したとしてもそこに金銭的な痛みはないからです。そのため、金銭的な痛みを気にして挑戦できないという方は、一度目標金額やポートフォリオを見直してみるのもありかと思います。
もっと楽観的になる
私個人の感想としては、サラリーマンのときでも精神的に病んでいくのはいつだって真面目すぎる人だと思っています。私がイメージする真面目すぎる人の特徴は、周りの目や評価を気にしすぎた結果、全てにおいて完璧を求めたり、失敗を恐れたり、他の人に迷惑をかけたくないと思ったりして、必要以上にストレスを溜め込んでしまう人が多い気がします。
これはFIRE後の生活でも同じことが言えるのではないかと考えています。
周りの目を気にしすぎるあまり、友人やニュース、SNSなどから、様々な人が様々な形で一生懸命働いて社会貢献している様子を見たり聞いたりしてしまうと、自分は一体何をしてるのかとかこのままでいいのかとか考えてしまって病んでしまいます。せっかく自分の幸せを追求するためにFIREしたにも関わらず、それでは本末転倒です。
私はそういう方に向けて言いたい。
失敗したって完璧じゃなくたっていいんですよ。別にまた挑戦すればいいんですよ。それを我慢することなく低リスクで実行できる状態になるためにFIREを目指したのではないですか?
私が在籍していた会社にいた真面目な人はよく、最初から最後まで全て自分で完遂しようとしていました。分からないことがあっても最後まで1人で悩み続けて、やっと提出されたアウトプットを確認すると中身がボロボロだったりすることがよくありました。
別にFIRE達成後であっても悩み事があれば、周りの人に助けを求めたり相談しても全く問題ないと思います。迷惑をかけまいと悩みを抱え込みすぎて精神的に病んでしまうほうが、周りに迷惑をかけてしまう恐れだってあります。
もっと簡単に考えればいいんですよ。
今私が考えているマレーシアへの移住だって、別にそこに永住する気はないですよ。自分や家族に合ってないと判断したら日本に戻ることや他の国に移住することも全然ありだと思ってます。そこまで重く考えてません。
要は周りを気にしすぎて、ストレスを抱え込むよりも、もっと楽に考えてまずは自分の幸せを追求すべきだと思っています。自分が不幸を感じていてネガティブなことばかり言っていると周りにも悪影響を与えてしまいます。自分の幸せが他者への幸せに繋がりますよきっと。私はそう思っています。
要は自分の幸せを追求するためにFIREしにも関わらず、そんなことでストレスを抱えるのは非常にもったいないですよ。
今回は、以上です。ぜひYouTubeもご覧いただけるとうれしいです!