どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日ついにFIREを達成し、現在は海外移住に向けて準備中の一般男性でございます。
2021年も9月になりました。
つまり、SPYD・VYM・HDVなどの米国高配当ETFの配当月でもあります。
ということで、今回は有名米国高配当ETFのひとつであるHDVの2021年9月分の分配金が発表されたということで、例によって私が3,400,000円投資して19ヶ月運用した結果、及び、受取配当金も合わせて公開したいと思います。
また、それを受けて、私が現在HDVに対して何を思うか、今後どうしたいかについても説明したいと思います。
HDV基本情報
ちなみにHDVは、世界三大運用会社である米国のブラックロック社が2011年より運用している高配当ETFのことで、高配当に加えて財務健全性についても一定の評価を受けた75銘柄から構成されています。
現在の上位10社はこのような感じになっており、高配当銘柄として有名な企業が名を連ねており、HDVに投資しておけばそれらに分散して投資できることになります。

また、4半期毎に銘柄をリバランスしてくれるので、常に財務が健全である高配当企業を構成銘柄として維持することができます

直近1年の株価はいまいちです。
VYMと比較すると圧倒的に負けております。
2021年9月分配金情報
HDVは、残念ながら今年に入って3月、6月と連続減配をしてきております。
そして、9月のHDVの分配金は$0.764133になる予定です。そして、2020年9月と比較すると、10.2%の減配となっております。

はい。そうなんです。
3期連続減配でした。
おそらくHDVは、今年の分配金は、2020年よりも低いものになってしまうと思います。
直近1年の配当利回り
今回の減配を受けて、直近1年間のHDVの分配金は$3.379803になりました。
つまり、直近1年の配当利回り3.54%となっております。
受取配当金
今回受取る予定の分配金は、
356株 × $0.764133 = $272.031 ≈ ¥30,126
となっております。
運用実績公開

売却を考えている理由
まだVYMについての動画は出していないのですが、VYMは今回きっちり増配しています。
一方HDVは、3期連続減配、そして、トータルリターン的にも実はVYMの圧勝となりました。
私の中で現在HDVというのは非常に中途半端なポジションにおります。
みなさんは高配当ETFに何を求めますか?
おそらく多くの人は以下の4つを期待しているのではないでしょうか?
- 長期的に増配し続けてくれるか
- 分配金と含み益を合わせたトータルリターンが大きくなるか
- 分散が効いているか
- 配当利回りが高いか
上記観点でHDVを評価してみます。
増配という観点だと、HDVよりVYMやVIGのほうが優れています。
トータルリターンの観点でも、VYMのほうが優れています。
分散という観点でも、VYMは412銘柄に分散投資しているので、HDVの75銘柄よりも分散が効いてます。
配当利回りという観点でもHDVより高い利回りの銘柄というのはたくさん存在します。
特に最近、私はQYLDというETFに投資してみたい欲がすごいので余計にHDVの利回りがかすみます。
ということで、私の中でHDVは微妙な存在になってきております。
トータルリターン、増配、安心を望むならVYM
目先の配当望むならQYLD
で良いのではないかと思ってきております。
ということで、HDVちょっとずつ売却してしまおうと考えております。
みなさんのHDVに対する意見、感想もお聞かせ頂けると嬉しいです。
ちなみに
時折、視聴者様からどちらの証券口座を利用していますか?という質問を受けるので、
お答えしますと、米国株については楽天証券で購入、運用しております。
まだ資産運用はじめてないよという方は、この機会に口座開設してみるのもおすすめします。
今回は、以上です。ぜひYouTubeもご覧いただけるとうれしいです!