どうもGenki(@GecchoM)です。
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最近楽天証券から大注目の投資信託が登場し、国内の投資家の間で大きな話題になっています。
噂によると、自民党総裁選くらい注目されてたって話です。笑
配当利回りが良くて、今後も増配の見込みが高く、株価も成長する投資信託があったらどうしますか?
買いたいんですが、楽して簡単に稼げるって謳っている情報商材屋くらい怪しいんですけど、そんなのあるんですか?
実は、楽天証券からさっき言ったような投資信託「楽天SCHD」が登場しました!全く怪しくありません。
過去10年以上にわたって増配を続けている企業に投資しているので、これまでに一度も減配を行っていないという実績を持っています。
さらに単なる配当収入にとどまらず、長期的に資産を増やす「キャピタルゲイン」も狙えるバランスの取れたファンドで、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を期待できる優れた投資信託が楽天証券から登場しました。
これまで、国内の証券会社からは購入できなかった商品なので、多くの方が注目しています。
私なんかあの超安定米国高配当ETF VYMの上位互換だなんて話を聞いたよ
海外の証券会社では昔から人気の商品だったのに、なぜ今まで日本では買えなかったのかが、とても不思議でした。まるで、日本のウォシュレットがタイで使えないことにモヤモヤするような感覚でしたね。
今回の動画では、楽天SCHDの基本情報と仕組みを詳しく解説します。
どんな人におすすめできるかも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 楽天SCHDとは?
- 楽天SCHDでどんな銘柄が買える?
- 他のETFとの比較
- 楽天SCHDは実際買いなの?
楽天SCHDとは何ですか?
2024年9月27日に楽天証券で「楽天SCHD(楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型))」の申し込みがスタートしました。
「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」に投資し、配当収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得を目指す投資先で、新NISAの成長投資枠対象となっています。
米国の配当利回りの高い100銘柄で構成されてい「ダウ・ジョーンズ・USディビデンド100インデックス」に連動する投資成果を目指します。
「楽天SCHD」が始まったのは国内の投資家たちの中ですごく話題になっていますよ!
なんでそんなに注目されてるんですか?
以前まで、「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」に国内から直接投資できる証券会社がなかったんです。
そんなことから投資家が「国内でSCHDに投資できる商品が欲しい」という声があがっていました。
これに応えて楽天証券が米国の高配当株式ETFに直接連動する投資信託を設定し、特にNISAの成長投資枠にも対応した商品として提供されることになったので、投資家たちは、ワンピースとはなんのか分かったのかってくらい盛り上がってました。
「楽天SCHD」は、個人が直接「SCHD」に投資するというより、「ファミリーファンド方式」で楽天が投資を行っていきます。
投資信託を運用する一形態で、投資家の資金をまとめて合同運用する運用方式です。
投資信託の運用において、株式や債券などを直接売買するのではなく、同じ運用会社の別の投資信託を通じて間接的に組み入れることが特徴です。
ファミリーファンド方式では、投資家が購入する「ベビーファンド」と、ベビーファンドで集めた資金を一括して運用する「マザーファンド」という2種類のファンドが運用されます。
要は楽天を通じて、本家のSCHDに投資できるってことですよね。
そうですね!浜松のお土産うなぎパイはタイにいたら買えないので、楽天さんにお金払って代わりに買ってきてもらうみたいな感じです。
普通の投資信託なんら変わりないので、全然難しくないですよ!
次にコスト面を見ていきましょう。
楽天SCHDの信託報酬は年0.132%で、これは同じ楽天証券の「楽天VYM」と同じとなっています。
ただし、楽天SCHDは本家のSCHDをベースにしているので、SCHD自体の経費率0.06%を含めると、実質的な年間コストは0.192%となります。
楽天さんが自分の代わりにアメリカのSCHDに投資してもらっている分、直接投資できるETFより手数料が少しかかっていることになります。
日本まで帰ってうなぎパイを買って持ち帰る手間を考えたら、少し手数料を払って買ってきてもらう方がずっと楽か
本家のSCHDの経費率と比べるとコストが高くなりますが、楽天SCHDの日本国内での購入には、二重課税調整や確定申告が不要というメリットがあります。
これにより、配当金にかかる税金が少し軽減され、国内の投資家にとって使いやすい仕組みが整っています。
信託報酬 | P還元 | 実質 | |
SBI VIG | 0.1238% | 0.022% | 0.1018% |
SBI VYM | 0.1238% | 0.022% | 0.1018% |
楽天SCHD | 0.192% | – | 0.192% |
ただ、他のETFや投資信託と比較すると、楽天SCHDはポイント還元が受けられません。
手数料とポイント還元を考慮すると、コスト面での優位性は若干薄まりますが、それでも十分に競争力のあるコスト設定と言えます。
配当金の分配月を見ていきましょう。
楽天SCHDは、2月、5月、8月、11月に分配金を受け取ることができる投資信託です。
このスケジュールは、同じく米国高配当株ETFであるVYMの分配月(3月、6月、9月、12月)と異なるので、楽天SCHDとVYMを組み合わせることで、年間を通じてより多くの月に分配金を受け取ることができる点が魅力です。
特に、毎月定期的な配当収入を重視する投資家にとっては、この点がメリットとなるでしょう。
「SCHD」ではどんな銘柄が買える?
前のパートで少し触れましたが、「楽天SCHD」は楽天を通して「 SCHD」というETFを購入できます。
「SCHD」ってそんなにすごい投資信託なんですか?
凄すぎるので私もIB証券で一時期買ってました。
「SCHD」は、2011年の10月に誕生した「ダウ・ジョーンズ配当100インデックス」に連動する投資成果を目指すETFです。
・10年以上連続で配当金を出し続けている
・時価総額が5億ドル以上の大企業
という条件を満たした米国株のうち、上位100社に分散投資できるので、かなりの優良企業の株を買えることになりますね。
さらに、年間算配当利回り(IAD)が中央値以下の企業の銘柄は除外されるなど、さまざまな条件をクリアした銘柄しか選ばれないので、配当と成長性のバランスが取れた企業が選ばれています。
そして、選ばれた100銘柄は、時価総額過重平均でウェイトをつけていきます。
要するに、100社をすべて同じ割合で投資するのではなく、時価総額が大きい銘柄の割合を多くするってことです。
人気があって勢いのある企業により多く投資することになるので、そういった企業の株価が上がったとき、その成長の恩恵を受けやすくなるというメリットがあります。
人気のS&P500も時価総額加重平均を採用していますよ。
みんなが大好きな具材(=人気で勢いのある企業)がたくさん入っている幕の内弁当のようなものですね。
実際にどのような銘柄に投資しているのか見ていきましょう。
まずセクター別に見てみると、金融やヘルスケアの割合が多めに配置されています。
1セクターの割合が25%を超えないようにしていますね。
アメリカはテクノロジー系の企業が強いイメージがあるけど、約10%ぐらいの割合だからそこまで多くないんですね。
公益事業やREIT(不動産投資信託)も構成銘柄に含まれていないので、決して不況に強い投資信託ではありませんが、テクノロジー系の企業も少ないため、不況時に株価が大きく変動するリスクは低めかもしれません。
また、上位構成銘柄10社は以下の通りです。
コカ・コーラしか知らないです…
流石にブラックロックは知っておけよw
日本人には馴染みのない企業ばかりかもしれませんが、いずれも業界をリードする大企業で、強い財務基盤と安定的な配当を提供しています。
単純に利回りが高いだけではなく、長期的な成長と安定性が評価されている点が特徴です。
1. Lockheed Martin Corporation(ロッキードマーティン)
世界最大級の防衛関連企業で、航空機や宇宙関連技術、防衛システムの開発に強みを持っています。
2. AbbVie Inc.(アッビー)
医薬品メーカーで、特に免疫疾患や腫瘍の治療薬に強みを持ち、グローバルな医薬品市場で重要な役割を果たしています。
3. BlackRock, Inc.(ブラックロック)
世界最大の資産運用会社で、個人投資家から機関投資家まで幅広い顧客に投資ソリューションを提供しています。
4. The Coca-Cola Company(コカコーラ)
世界中で知られる飲料メーカーで、炭酸飲料だけでなく、さまざまな飲料製品を提供しています。
5. The Home Depot, Inc.(ホームデポ)
アメリカ最大のホームセンターで、家庭用の建材や工具、家具などを販売しており、DIY愛好者に人気です。
6. Cisco Systems, Inc.(シスコ)
ネットワーク機器の製造で世界的に知られ、インターネットや通信インフラの基盤を支える企業です。
7. Texas Instruments Incorporated(テキサスインスツルメンツ)
半導体メーカーで、特にアナログチップや教育用の計算機で有名です。幅広いエレクトロニクス市場に製品を提供しています。
8. Amgen Inc.(アムジェン)
バイオテクノロジー企業で、特に遺伝子組み換え医薬品やバイオ医薬品の開発に強みを持ちます。
9. Bristol-Myers Squibb Company(ブリストル・マイヤーズ)
医薬品メーカーで、がん治療薬や心血管系疾患の治療薬などに注力しており、世界的に影響力のある企業です。
10. Verizon Communications Inc.(ベライゾン)
アメリカを代表する通信会社で、モバイル通信やインターネットサービスを提供しています。
これらの企業は、それぞれの業界でリーダーシップを発揮しており、安定した収益を上げているため、投資家にとって魅力的な銘柄です。
ボディビル大会の決勝のような重厚感がありますね。
各銘柄の保有割合も制限があり、全体の4%を超えないようになっています。
利回りの推移
過去5年には配当利回りが3%を下回った時期もありましたが、コロナ危機の際に大きく上昇し、現在は3.35%と安定しています。
配当利回り低いなぁと思ったあなたは、まだSCHDの本質が見えてません。
過去10年間の増配実績は右肩上がりで、増配率も高い水準を維持しています。
す、すごい。昇進せずに同じ働き方にも関わらず、給料が10年間で倍以上になったような感じですね。。。
仮にこのETFが誕生したタイミングで買っていたら、現時点では取得単価に対する分配利回りが11%ぐらいもらえる結果が出ています。
投資開始時に100万円を投資した場合、現時点では年間11万円の分配金が得られる水準まで増配が続いていることになりますね。
将来的にも増配が期待できる点が投資家にとって大きな魅力となっています。
分配利回り11%なんてQYLDのようなハイリスク超高配当銘柄に投資しない限り実現できないですよ。。。
さらに、株価もSCHDが登場してから、約3.3倍になっているので、株価も上がっているのは魅力的です。
・安定して配当金が出る
・着実に増配する
・株価も伸ばす
まさに高配当株の鑑みたいな投資信託ですね。
SCHDは、短期的な配当収入を目指すというよりも、長期的に配当を積み立てていきたい投資家に向いています。
特に老後資産形成を視野に入れている人にとっては、安定した増配が続く可能性が高いこのファンドは魅力的な選択肢だと思います。
絶対的な安心感がある空条承太郎みたいなETFですよね。
他の米国高配当ETFと比較
ここからは、日本で購入可能な他の米国高配当ETFと比較してみましょう。
まずは、比較する銘柄について説明します。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
VYMは米国市場で高配当利回りを持つ企業を対象に構成されていますが、不動産投資信託(REIT)や配当が不安定な企業は除外されています。
セクター分散が効いていて、約400銘柄に分散投資されています。
大きな違いとしては、構成している銘柄数ですね。これまでVYMは国内の証券会社からでも投資が可能だったため、高配当を好む多くの投資家がVYMに投資してきました。
素晴らしい銘柄です。
HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)
HDVは財務的に健全で、持続可能な配当を提供する企業に投資できます。
エネルギーや通信、ヘルスケアなどのセクターが多く含まれますが、銘柄数は75と少なく、VYMに比べると集中投資の傾向があります。
SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)
SPYDは、S&P500の構成銘柄から、配当利回りが高い上位80銘柄を選定しています。
配当利回りが高いのが特徴ですが、経済環境の変化に対する対応力がやや弱いと言われています。
VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
VIGは、SCHDと同様、少なくとも10年間連続で増配している企業に投資するETFです。
増配実績が重視されており、長期的な資産成長が期待できます。
約300銘柄に分散投資しており、主にテクノロジー、金融、ヘルスケアセクターの比率が高くなっております。
ここからはSCHDも含めて比較していきましょう。
純資産額はこの5つのなかだと、3番目で、約8.9兆円あります。
- VIG:約14.5兆円
- VYM:約10.4兆円
- SCHD:約8.9兆円
- HDV:約1.7兆円
- SPYD:約9700億円
日本で人気のオルカンの2倍以上の純資産があるので、アメリカでどれだけ人気かが分かりますね。
次に配当利回りを見ていきましょう。
上記の表から最も高い成績と低い成績の投資信託だけをピックアップすると以下の表のようになります。
一番良い成績 | 一番悪い成績 | |
---|---|---|
配当利回り | SPYD:4.10% (SCHD:3.35%) | VIG:1.70% |
4年平均の 配当利回り | SPYD:4.52%(SCHD:3.27%) | VIG:1.78% |
3年の増配率 | VIG:11.65%(SCHD:9%) | SPYD:-3.00% |
5年の増配率 | SCHD:12.88% | SPYD:1.81% |
連続増配年数 | VYM:13年(SCHD:12年) | SPYD:0年 |
SCHDは一番悪い成績の項目は1つもなくて、安定した成績で運用されてますね。
SCHDは登場してから一回も減配していないという驚異的な数字を残しています。
ずっと伸び続けるってすごいことですよ!
過去10年間のトータルリターンで見ても、SCHDは非常に優れています。
VYMよりも遥かに優秀な成績を残しており、VIGとほぼ同等のパフォーマンスを見せているので、長期的に安定した成長を求める投資家は非常に良い選択肢です。
楽天SCHDは実際買いなの?
ここまでは、楽天SCHDの基本情報と本家のSCHDがどのような投資信託かを見ていきましたが、実際のところ買いなのか?買いじゃないのか?を見ていきましょう。
長期的に配当を積み立てていきたい投資家や、老後資産形成を視野に入れている人にとっては、安定した増配が続く可能性が高いこのファンドは、買いですね。
SCHDは過去に一度も減配していませんし、安定的に配当を出し続けています。
また、長期的に配当利回りが高まっているので、安定したインカムゲインを重視する投資家に適しています。
最後に
楽天SCHDのことをいろいろ見てきましたけど、悪いところが見つからないぐらい良い投資信託ですね!
まさに僕のヒーローアカデミアのオールマイトくらい「最強の投資信託」ですよ!
アメリカの人気ETFである「SCHD」をベースにしており、VIGと同等の増配率と、VYM以上の配当利回りを兼ね備えたバランスの取れた商品なので、配当利回りを重視しつつ、成長力もある企業に投資したいという方にはすごくおすすめです!
楽天SCHDの特徴として、過去10年以上にわたり連続増配を行っている企業に投資している点が挙げられます。
これにより、安定したインカムゲインを得ながら、将来的な増配も期待できることが大きな強みです。
また、楽天SCHDは、ITセクターのウェイトが少なめなので、特定のリスクに偏らない構成となっています。
これにより、他のインデックスファンドとの併用が特に有効で、分散投資の価値がさらに高まると思います。
コスト面については、一部の投資家からの懸念もあるかもしれませんが、過去の楽天VYMなどの実績を考慮すると、実質コストはあまり気にする必要がないと言えます。
楽天VYMと同様に、信託報酬や経費率が抑えられているので、長期的な投資パフォーマンスに対してコストが大きな負担になることは少ないでしょう。
聞けば聞くほど、最高な投資信託じゃないですか!
もちろん未来は確実なことは言えませんが、高配当と増配、株価成長のすべてをバランスよく実現できる楽天SCHDはとても魅力的です。
私が運営しているコミュニティでも、これから楽天SCHDに投資し始める人が増えてくると思うので、相談したい人はぜひコミュニティに参加してください!
みんなで情報交換したり、一緒にゴルフや食事を楽しんだり、FIREを目指す仲間がたくさんいるので、超おすすめです!