どうもGenki(@GecchoM)です。
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前々回くらいの動画で、資産4000万円溶けましたと発表してから、まだあまり時間は経っておりませんが、
2025年4月──新NISA民にとって“2度目の試練”が訪れました。
4月3日、トランプ大統領が突如発表した「相互関税の導入」により、
世界の市場は一気にパニック状態に突入しました。
そして翌4月4日には、中国が報復関税を表明。
これにより、世界はまるで「貿易戦争」のような様相を呈することになります。
「猫がいるのに、お手伝いさんが玄関を開けっぱなしで帰ってしまった」時くらいのパニックです。
家中を全力疾走で探し回って、「もしかして外に出ちゃった…?」と青ざめるあの感覚。
世界中の投資家が、「資産、吹っ飛んだかも…?」と冷や汗をかいた瞬間だったのです。
結果として、日経平均、欧州株、そして本丸であるS&P500が、わずか2日間で10%以上も急落しました。

2024年の年初から積み上げてきた上昇分は、たった2日でほぼ吹き飛んでしまったことになります。

まるでコツコツ何時間もかけて作ったドミノを、猫が一瞬で倒してしまったみたいな感じで、2024年3月時点の株価まで戻ってしまいましたね。
円建てS&P500の下落率は──
なんと昨年8月の「令和のブラックマンデー」を超える記録を叩き出しました。

そして、「まさか、こんなに早く“あの瞬間”が来るとは——」
大暴落のわずか数日後には…
なんと S&P500が+9.5%の爆上げ、NASDAQ100は+12%、半導体株は+18.7%!

──そう、これが“稲妻が輝いた瞬間”です。
今の相場は、たった1日で天国と地獄を行き来する、ジェットコースター状態。
そんな中で我々は、どう動けばいいのか?
焦って売る?
勇気を出して買う?
それとも——何もしない?
まさに歴史的な局面が、今この瞬間に訪れています。
そこで今回は、このような“激動相場”で本当に追加投資してもいいのか?
私の個人的な考えを正直にお話ししていきます。
- 史上最大級の“トランプショック”到来!?
- 突然の稲妻が輝いた、まさにその日
- 感情ではなく、ルールで動け
- 「欲張るな、備えろ」──暴落時こそ“資金と心”のコントロールが試される
史上最大級の“トランプショック”到来!?
2025年4月──新NISA民、そして全世界の投資家を襲った“2度目の地獄”が始まりました。
きっかけは、4月3日。
“開放の日”と称して放たれた、トランプ大統領による関税強化の大号令がありました。
その衝撃は瞬く間に世界中の株式市場を直撃。
日経平均だけでなく、ドイツ、イギリス、中国など、主要国すべてが一斉に下落しました。
チャートを見てみると──

そして当事者であるアメリカでは…
S&P500がたった2日間で10%以上の大暴落。
これ、過去を振り返っても、1929年の大恐慌以降たった7回しか起きていない“歴史的下落”なんです。
1週間で見ると、S&P500は3月末には5700ポイント目前まで上昇していたのに、わずか数日で5074ポイントまで急落。

1年間かけて築いたリターンがたった2営業日で吹き飛ぶという異常事態です。
そして、世界中の投資家が「何が起きた!?」と顔を上げることになったのです。
まるで、タイで地震が発生した時の私のようでした。
「タイで地震なんて起きるはずがない」と思っていた私は、
周りが慌てているのを見てもピンと来ず、ただボーッと立ち尽くしていました。
さらに──
• VIX指数はリーマン・コロナに次ぐ40ポイント超え
VIX(恐怖指数)は、今後30日間の米国株の値動き(ボラティリティ)に対する市場の期待を表す指数です。
数値が高ければ高いほど、「株が大きく動く(特に下落)」と考えられていることを意味します。
これは、市場が「ただ事ではない」と本気で感じているサインです。


つまり、VIX40超えは…
✔ 平時の2倍以上の恐怖
✔ 過去20年で数えるほどしかないレベルの混乱
✔ 「数年に1回レベルのパニック状態」と言っても過言ではありません。
まるでタイで震度3の地震が起きた時のような衝撃でした。日本人にとっては「少し揺れたな」くらいの感覚でも、
地震を人生で一度も経験したことのないタイの方々は、腰を抜かしたり、泣き出したりするほどの大騒ぎ。
今回の下落も、それくらい“慣れていない人にとっては衝撃的”だったんです。
• fear & greed indexは過去最低水準の“8”
市場全体が極度の“恐怖”に支配されている状態を示しています。
この指数は0〜100のスケールで、
• 0〜24が「Extreme Fear(極度の恐怖)」
• 75〜100が「Extreme Greed(極度の強欲)」
とされていて、8という数字はまさに“底辺”レベルの数値です。

過去にFear & Greed Indexが「10」を下回ったのは、
• 2020年3月のコロナショック直後
• 2008年のリーマンショック直前 など
つまり、歴史的な暴落時にしか見られない超レアな水準なのです。
投資家心理としては…
• 株を売って逃げ出す人が増え、
• ニュースやSNSも“終末モード”になり、
• 一部の投資家は完全に相場から降りようとする…
そんな「もうダメかも」ムードが支配するのが、このレベルの恐怖指数です。
• NASDAQ100:年初来 -17%、FANG+:年初来 -20%、為替も荒れに荒れ、円は一気に143円台へと急騰。


SNSやニュースでは「絶望」「オワタ」「地獄」といった言葉が飛び交い、不安を煽る声も少なくありません。
私の新NISA運用状況をシェアしている動画には、「ざまぁ」といったしょうもないコメントもたくさん書かれるようになりました。
短期目線でしか投資を見ていない人たちのセリフね。
突然の稲妻が輝いた、まさにその日
まさにそんなパニックの中、ついに“稲妻が輝く瞬間”が訪れました。
2025年4月10日、沈黙を破ったのは、やはりこの男──トランプ大統領。
彼が“相互関税”の90日間停止を発表。
このわずか一言で、S&P500は+9.52%、NASDAQ100は+12.02%、半導体株に至ってはなんと+18.7%の爆上げを記録。
為替も反応し、円安に振れてドルが1%上昇。

市場はその瞬間、歴史的な歓喜の渦に包まれました。
なんと過去20年間で3番目に大きい上昇幅。
歴代でも7番目に位置するほどの急騰だったのです。
例えるなら──
『鬼滅の刃』で炭治郎が妓夫太郎にトドメを刺されそうになった、まさにその瞬間。
もうダメだ、誰がどう見ても絶体絶命。
誰もが「終わった…」と息をのんだその刹那、
宇髄天元が間一髪で割って入り、ギリギリのところで形勢をひっくり返したあの名シーン。

まさに、絶望の淵からの大逆転劇。
今回の相場もそれと同じ。
どこまで下がるか分からない…という投資家の心が折れかけた“あの瞬間”、
トランプ氏のたった一言で市場が息を吹き返したのです。
あの閃光のような発表は、
宇髄の刃のように、確実に相場を救いにきました。
まさにこれが“稲妻が輝いた瞬間”なんですね
そんな風に語り継がれるような一日だったと言っても、過言ではありません。
ただし──興奮しすぎは禁物です。
ちょっと、思い出してみてください。
実はこの“90日間関税停止”の報道、少し前にも出たことがあったんです。
その時も市場はお祭り騒ぎ。S&P500がガーンと跳ね上がり、
「これはもう転換だ!」「今が仕込み時だ!」という声が飛び交いました。
…でも、直後に「それ、フェイクニュースでした」という報道。

次の瞬間には、急ブレーキどころか、真っ逆さまに転落。
「好きです!」って告白されたと思ったら、
「ドッキリでしたー!」ってカメラ持った友達が出てくるような話です。
今の相場は、まさにそんな状況。
期待させて、落とされて、また期待して…と、人の心を試すような局面。
情報ひとつで数分で上下5%動くような、“人の気持ちを試すような相場”。これが今の相場なんです。
ここで何より大切なのは――決して舞い上がらないことです。
「相場に稲妻が走った!これはチャンスだ!」と、興奮のあまり全力でポジションを取りにいった結果、
翌日には報復関税という名の落石に巻き込まれて、大怪我…なんてことも珍しくありません。
そう、今の相場はまさに、天気が急変する山のようなもの。
一瞬の晴れ間に飛び出すのではなく、足元を見つめ、淡々と進む姿勢こそが求められます。
我々インデックス投資家は、
「下がっても積み立て、上がっても積み立て。」
嵐でも、快晴でも、景色に一喜一憂せず、
目の前の一歩一歩を確実に積み上げていく登山者のようなものです。
短期の上げ下げに振り回されて、足を滑らせるのではなく、
感情ではなく戦略で動く──それが、どんな過酷な相場にも耐え抜ける者の“強さ”。
焦らず、慌てず、今はただ、自分のルートを信じて、登り続けましょう。
株価が下落している今、追加投資はアリなのか?
結論から言います。
“暴落用の資金”をきちんと準備できている方であれば、
ルールに基づいて“機械的に”追加投資をするのはアリです。
ただし…!
「SNSで私のような何処の馬の骨か分からないような誰かが“今が買い時!”って言ってたから」
とか、
「今でしょ!」と焦って生活費まで投資に回してしまう。
──これは完全にNGです。
例えるなら…
タイで僧侶に女性が触れるくらいNGです。
タイに住んでる方ならご存じの通り、
これは文化的にも宗教的にも絶対にやってはいけない行為。
いくら観光客が「ちょっとだから…」「悪気はない」と言っても、
それが通じない“越えてはいけない一線”なんです。
感情に任せた投資は、後々「なぜあの時…」と後悔する可能性が高い。
それを守るのが、長期で生き残る投資家と、一瞬の誘惑にやられる投資家の差になります。
だからこそ、追加投資にも“正しいスタンス”が求められます。追加投資とは、“落ちるナイフ”を拾うことではありません。
まず大前提として、ここで言う「追加投資」は、インデックスファンドへの追加投資を指しています。
決して、“個別株のナンピン買い”の話ではありません。
たとえば…
すでに業績が悪化していて、復活の見込みがほとんどない企業の株を
「安いから」とナンピン買いし続けて、
結果、塩漬け状態になってしまう。
これはまさに、投資の世界でよく言われる格言──
「落ちるナイフは拾うな」という状況です。
たとえるなら、
地震で大きな被害を受け、壁にひびが入り、エレベーターも止まったバンコクの高層マンションを、
“今なら激安です!”という言葉に飛びついて買ってしまうようなもの。
確かに価格は魅力的かもしれませんが、
その後、修繕費がかさむどころか、住めるようになる保証すらない。
でも、私たちがやっているインデックス投資は、それとはまったくの別物です。
たとえば──
• S&P500
• オルカン(全世界株式)
これらは“市場全体の平均点”を目指す投資手法。
しかし、ただの平均ではありません。
インデックスは、時代ごとに強い企業を自動で採用し、成長が鈍った企業は自動で除外していきます。
つまり、こうしたインデックスに投資するということは──
まるで、毎年人気投票で上位をキープするメンバーだけで再編されるアイドルグループのファンクラブにずっと入り続けているような感覚です。応援してる側は何もしなくても、常に“人気の中心”に近い場所で応援ができるんです。
そして、こうしたインデックスファンドでは、基準価額(=値段)が下がっている今こそ、より多くの口数が買える絶好のチャンス。
いわば、人気のジムが「今だけ入会金ゼロ&月会費半額」キャンペーンをやってるタイミングのようなものです。
あとで本気で鍛えようと思っても、通常価格に戻ってしまっているかもしれません。
将来、相場が回復したとき──
「今、どれだけ“お得に通い始めたか”」が、そのまま資産の仕上がり具合に直結します。
焦らず、コツコツ。
いまこそ、“未来の自分”をじっくり鍛える絶好のタイミングです。
過去を振り返ってみても、
相場が冷え込んでいるときにもコツコツ積み立てを続けた人たちこそ、後の回復局面で一気に資産を伸ばしているのです。
それはまるで…
寒い冬の早朝でもジムに通い、地道にトレーニングを続けた人が、夏が来たときに誰よりも仕上がった身体で海に立っているようなもの。
つまり、今のような下落相場で大切なのは、
「この冷え込んだタイミングで、恐れず、自分の戦略を貫けるかどうか」。
これこそが、長期投資家としての“本当の力”が試される瞬間なのです。
稲妻の瞬間に、あなたはそこにいるか?
2025年4月10日。「相互関税を90日間、停止する」──

たった一言の報道が、市場を突き動かしました。
まさに、“稲妻が輝いた瞬間”でした。
この“稲妻”とは、暴落後に突然訪れる──爆発的な上昇の瞬間のこと。
たとえるなら──
満員電車でなんとなく立ってたら、次の駅で前に座っている人が降りて目の前の座席に座れたときのラッキー感。
頑張ってポジション取ってたわけじゃない。
でも、結果的に一番おいしい席を取れたみたいな。
そう、投資でも同じ。
焦らずそこに「居た」だけで、大きなリターンがもらえる日があるんです。
長期インデックス投資家にとって、最もシンプルで、
そして最も強力な戦略。それは…
「気絶投資」──相場に居続けること。
何も見ず、何もせず、ただ、いつも通りの積立を続ける。
そんな投資スタイルが、時に今回のような“奇跡のような瞬間”に報われることを、私たちはまたひとつ、目の当たりにしました。
投資の名著『敗者のゲーム』(チャールズ・エリス)には、こう書かれています。


彼の著書 『敗者のゲーム』 は1985年の出版以来、40年以上も読み継がれる 投資のバイブル です。
「稲妻が輝く瞬間に、市場に居合わせなければならない」
たとえば──
• 過去72年間のうち、“ベストな5日間”を逃しただけで、利益の半分以上が吹き飛ぶ。
• 112年間で“最高の10日間”を逃せば、利益の3分の2が消える。
米国株式市場の取引日は、年間およそ 250営業日 あります。
なので、
112年 × 250日 = 約28,000取引日
そのうち“最もリターンが高かった10日間”をピンポイントで当てにいく確率は…1日あたりを当てる確率 → 10 ÷ 28,000 = 約0.000357(= 0.0357%)
つまり 0.0357% の確率でしか当たらない
まるで…
「たまたまガソリンスタンドでいちゃもんつけた相手が“伝説の殺し屋ジョン・ウィック”だった、あのボンクラ息子」くらいのヒキの強さが必要です。
──普通、そんな引き当て方しませんよね?
あれはもう、「悪運」すら通り越して“神引き”です。
つまり、それくらい“狙って当てるのは無理ゲー”なんです。
だからこそ我々にできるのは…
狙うことじゃなく、“相場にい続けること”なんです。
積み立てたその先にこそ、稲妻は輝くのです。
どれだけ相場が乱れても──
リーマンショックも、コロナも、今回の“トランプショック”さえも──
居続けた者だけが、その恩恵を受けてきました。
実際、米国株はこの72年間で1600倍の成長を遂げてきました。
あなたが信じて積み上げた資産が、
いつか必ず報われるその“瞬間”のために。
それはまるで、
毎朝コツコツとお弁当を作っていたら、
ある日ふと「お母さんのお弁当がいちばん好き」と言ってくれた子どもの一言のような──
続けてきた人だけの頭上に、そっと降りてきます。