どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日FIREを達成し、タイに移住した一般男性です。
現在は、配当金とYouTubeの収益で生活をしているサイドFIRE民です。
そして、私はタイのバンコクに2023年3月25日に移住しました。
ということで、兼ねてよりやってみたかったオンラインコミュニティを立ち上げました!
\FIREを目指す仲間を作ろう!/
FIRE・資産運用のモチベーションを上げたい方は是非ご参加ください!
資産は5000万円以上はあります。
そんな私が過去を振り返ったときに、自分が資産5000万円貯めたときにどのように人生が変わったのかをお話しします。
- 資産5000万円ってどのくらい?
- 私が資産5000万円貯めて起こった変化
- 私以外の資産5000万円を超えた人に起こった変化
ただ、「資産がどれだけ貯まったときに、その人がどう変わるのか」は、人によると思います。
例えば、独身or既婚、都心or地方、または、収入の差、資産形成の目的などの背景によって感じ方は違います。
そのため、資産5000万円あっても何も感じない人や、不安を抱く人もいると思いますが、それを言い出したらキリがないので、今回はあくまで私個人と私の知り合いの資産5000万円貯めた人が変わったと感じたこととを紹介します。
資産5000万円ってどのくらい?
資産は5000万円を超えると、人々から「準富裕層」と呼ばれるようになります。
こちらは、2021年に野村総合研究所が実施したお金持ちがどれだけいるかの調査結果で日本の人口を資産別で5つに分類したものになります。
資産ごとに5つの階層に別れてます
超富裕層(5億円以上)-> 日本にいたときはどこに生息しているのか分かりませんでしたが、タイでちょこちょこ出会うようになりました。
富裕層(1億円以上5億円未満) -> FIRE仲間としてよく出会うようになりましたが、会社員時代はかなりの高年収でリスク取って資産運用している人が多いです。
準富裕層(5,000万円以上1億円未満) -> 今回のテーマである層。FIREしてからこの層ともよく出会うようになりましたが、大体は副業×資産運用で資産爆増した人たちです。
アッパーマス層(3,000万円以上5000万円未満)->正直副業しなくてもコツコツやれば誰でも到達可能。独身であればサイドFIREも視野に入ります。
マス層(3,000万円未満)-> ほとんどの人がこの層となりますが、マス層の中でもかなりの差があるようです。
注意点としては、ここで言う純金融資産とは、預貯金や株式などの金融資産の合計額から負債を差し引いたもので不動産などは含まれていません。
2億円するタワマンの南向き角部屋に住んでいたとしても、貯金が100万円しかなかったらマス層になります。
あと、これは人口ではなくて世帯数なのも注意!
ちなみに5つの層の割合はこんな感じです。
マーケットの分類 | 割合 |
---|---|
超富裕層 | 1%未満 |
富裕層 | 2% |
準富裕層 | 6% |
アッパーマス層 | 13% |
マス層 | 78% |
アッパーマス層になるだけで上位22%、準富裕層になると上位10%に入ることができ、日本人口の10分の1に入る水準となります。
最近の両学長の動画で、最新の保有する金融資産額のデータが発表されていましたので、紹介します。
平均値高いと感じた方、ご安心ください。平均というのは、高く算出されてしまうものです。
中央値の方が実態を表すと言われているので、中央値を見ると資産5000万円がどんな数字かが分かります。
仕事への取り組み方
資産5000万円を超えた後の仕事への取り組み方は、これまでとはかなり変わった気がします。
それまでは、毎日のように朝から終電まで、へとへとになりながら仕事をすることが当たり前でした。しかし、資産が増えたことで、自分の働き方について一から見直すきっかけになりました。
仕事の意味
まず、私にとっての仕事の意味が変わりました。
サラリーマン時代は、「仕事 = 苦しい、つまらない」で、単純に「収入を得るための手段」だと考えていました。
コンサルを選んだのも特にコンサルという仕事に興味や情熱があったわけではなく、「年収が高そう」「カッコ良さそう」だからという理由でした
毎日汗をかきながら満員電車に揺られて通勤し、終電近くまで働き続けて同期と飲みに行く日々。上司や先輩、顧客とのメールのやり取り。プレゼン資料作成。運用保守による深夜対応。
全てを「収入を得るため」だと考えて、「無」でやっていました。(もちろん新人の頃は、成長というにんじんをぶら下げて馬車馬のように走っていました笑)
情熱を持って楽しそうにやっている同期や先輩を見て、羨ましいなぁ、自分もそんな人生を歩みたいなぁとコンプレックスを感じていました
その結果、何のために生きているか分からなくなり、仕事が何も手に付かなくなってしまいました。(うつ病一歩手前)
転職後は、年収が上がり、労働環境も改善され、そこまで働くことが「苦」ではなくなりましたが、資産5000万円を超えたあたりで「まぁそこまで無理しなくてもいいか」と思えるようになりました。
コミュニティにも同じようなメンバーがおり、「出世の為に辛い&楽しくない仕事をして体やメンタルを壊すよりも、楽しく健康的に仕事をして出世できないかもしれない方が良いと考えるようになりました。」と思えるようになったと言っていました
ホワイトな職場環境でも楽しいと思える仕事でなければ、毎日時間を拘束されて働き続けるのはかなり疲弊します。
そこで私は、自分自身の働き方を見直すことにし、楽しく働ける道を探し始めました。
これがYouTubeを始めるきっかけとなり、仕事の意味も変わることになりました
ワークライフバランス
次に、ワークライフバランスを大切にするようになりました。
サラリーマン時代の口癖は「ワークライフバランス」で、週末何してリラックスするかしか考えてませんでした
しかし、口ではそう言っているだけで、仕事が忙しすぎるあまり、プライベートの時間を犠牲にしていました。
仕事を遅くまでした後は、同期と飲みに行って愚痴をこぼしていたりと、生産的なことは何一つできていませんでした
しかし、資産5000万円を超えたあたりから、ワークライフバランスを実際の生活に落とし込めるようになりました。
私生活では、毎日の筋トレや食事管理に精を出したり、副業としてYouTubeを始めたりと生産的な活動ができるようになりました。
その結果、精神的にも安定し、むしろ仕事にもメリハリが付くようになったのでパフォーマンスが上がりました。
コミュニティにも同じようなメンバーがおり、「自分の人生の中に仕事をどう入れ込もうかを考えるようになり、むしろ仕事が楽しくなりました。やりたくないことを避ける余裕ができました。」と思えるようになったと言っていました
人間関係の再構築
資産5000万円を手に入れたことで、私は自分の人間関係について深く見直す必要があると感じるようになりました。
それまでは仕事が中心で、その中での人間関係が大半でした。
チームワークが重要とされる仕事だったので、人間関係のトラブルは避けられませんでした
まず、負のエネルギーを放つ人間関係から距離を置けるようになりました。
例えば、以前プロジェクトで同じチームになったAさん。彼はいつもすぐにキレ散らかし、モノに当たり、周囲にネガティブな空気をまき散らしていました。
私自身も彼の機嫌を損ねないように行動しており、そんな自分に嫌気がさしていました。
しかし、資産5000万円を超えたことで、そうした人間関係に無理に付き合う必要がないと気づきました。
「まぁ彼に何を思われようが、嫌われようが、どうでもいいか」と思えるようになりました
プライベートでも同様で、時間とエネルギーを奪うような人間関係は適切に距離を置き、自分を高める人間関係を深めるように心掛けています。
このような仕事の取り組み方への変化は、私が資産5000万円を超えた後に進めた大切な変化です。
これにより、仕事が自分の人生において果たす役割を見直し、より満足感のある働き方を模索するようになりました。これこそが、私が資産5000万円を超えて得た、働き方に関する大きな変化と言えます。
コミュニティメンバーにも人間関係が変わったという意見が多くありました
- 故郷の家族や親類との付き合いが良くなりました。仕事を初めてしばらくの期間の付き合いの記憶が全く無かったりします。まともな人になれて良かった。 15年ほど前のことですが、いまの時代でも参考になると良いなと思います。
- 仕事の頑張り具合を減らして家族の時間を増やした感じですかね。理不尽なことがあったり仕事がきつくても最悪辞めれるしと思うことであんまり気にしなくなりました。付き合いで行っていた会社の飲み会も行かなくなりました。 後は周りに同じ考えの人があんまり居なくなってきたですかねー優先順位?価値観?が変わって仕事より家族の時間とか出世より資産運用みたいな感じです。
資産が増えてくると、一回立ち止まって冷静になれますよね。まともな人になれてよかったというのは、非常に共感できますw
また、家族や親類と過ごす時間が増えたというのも非常に理解できます。私も家族と過ごす時間に重きを置けるようになりました。
生活スタイルの変化は少ない
資産5000万円あると、生活レベルがUPすると想像される方も少なくないと思いますが、実際そんなことはありません
資産5000万円を得たからと言って、私の生活スタイルが一変したわけではありません。それは何故かと言うと、私がこれまで築いてきた生活習慣や価値観が強固だからです。
さらには、5000万円という額は大きな贅沢をするほどの額ではなく、むしろそれを賢く運用することで将来の安心を手に入れるための額だと私は捉えています。
物欲はそこまで上がらない
具体的なエピソードとしては、資産5000万円を得た後も私の購買行動はほとんど変わりませんでした。
以前から支出を抑えるためという理由もあり、自炊を好んでいて、食事は主に自宅で摂っていました。
そうした生活は資産を得た後も変わらず、頻繁に外食するようなこともありません。
たまに友達と飲みに行くこともありますが、宅飲みなどを利用して安く抑えていたので、そこまで家計へのインパクトはありません。
私は太りやすい体質であるため、欲のままに外食や飲みに行ったりしているとすぐに太ってしまうので、このくらいが
朝は、オートミールとプロテインを食べて、昼と夜は胸肉を調理して食べるくらいの生活が私の身体には合っていますし、その方が精神的にも安定します。
また、物欲がそれほど強いわけではないので、贅沢品を手に入れることもありません。
例えば、資産を得たことをきっかけに高級車やブランド品を購入する人もいますが、私の場合はそれらに興味はありません
その理由は、無駄な出費を避け、資産を増やすためには賢く節約することが大切だと考えているからです。支出を抑えながらも幸福度を保つ習慣が身についています。
要するに、資産5000万円を手に入れたとしても、その資産が生活スタイルを大きく変えることはありません。それよりも、その資産を如何に効率的に使い、さらに増やすかが重要だと私は考えています。
コミュニティメンバーにも生活レベルが上がらなかったという声が多くありました
- 子供の教育費が増えてくるので、もともとそんなに旅行以外で贅沢しない感じでしたが、 より、ケチになりました。笑 そして、物欲がなくなりました。 オーデマピゲ欲しいなぁ。 妻にバーキン買ってあげたいなぁ。 新型ゲレンデ欲しいなぁ。 …..でも全部、買えるなと察した時には不思議と、「まぁ、いらないや」となりました。余裕からくる物欲の喪失です。
- 5000万超えても、大きくは何も変わらずです。 資産が増えても、使う量を増やすと資産が増えにくくなるので、安定して1億超えるまでは大きく生活は変更しないつもりでいたからです。
- せっかくのテーマなので当時を思い起こすと、、生活水準などは全く変わらずでした。
- 物欲が出てこなかったというのが、その後の資産形成が順調にできた理由だったと思います。サラリーマンで資産形成していくと、そんなに急激に資産は増えないので、資産が増えて贅沢に使うようになると、資産の蓄積はかなり遅れてしまったかもしれません。
資産5000万を達成すると感じることですが、お金持ちという感覚はなく、やっと軌道に乗ってきたという意識の方が強いので、せっかく築いてきた資産を浪費するようなことはありません
投資がより楽しくなる
先ほども説明したように、資産5000万円という額は大きな贅沢をするほどの額ではなく、むしろそれを賢く運用することで将来の安心を手に入れるための額だと私は捉えています。
そして、投資額が5000万円くらいになると、ポートフォリオの値動きがサラリーマンの月収レベルになり、「r>g」の法則をより強く実感できるようになるので、投資が楽しくなります。
この法則は、資本(財産や投資)から得られるリターン(利益)が、経済全体の成長率よりも高いので、時間とともに資産を持つ人々の富が増大し、経済的な格差が広がる、というものです
値動きが大きいのでストレスフルかと思いきや、その頃にはもう感覚が麻痺しているので大丈夫です
例えば、資産0円から5000万円まで資産運用で増やす場合、12年11ヶ月もかかります。しかし、資産5000万円から1億円は、たった6年9ヶ月しかかかりません。そして、1億円から1億5000万円はさらに短く4年7ヶ月となります。
資産 | 期間 |
---|---|
0円->5000万円 | 12年11ヶ月 |
5000万円->1億円 | 6年9ヶ月 |
1億円->1億5000万円 | 4年7ヶ月 |
複利で資産が爆速で増えるので、楽しくなりますよね
また、毎月20万円を年利4~7%で運用した場合を見てみると、資産5000万円から資産1億円の富裕層になるまでの期間は、たったの6~10年で到達できる可能性があります。
年利 | 1億円到達期間 |
---|---|
4% | 9年5ヶ月 |
5% | 8年4ヶ月 |
6% | 7年5ヶ月 |
7% | 6年9ヶ月 |
の人
富裕層までもう少しじゃん!もうちょっと頑張ってみるか!
という感じで、投資へのモチベーションが高まり、富裕層を目指したくなるのです。
もちろん資産5000万円をゴールにしても良いです。そういう選択肢がある自由と安心感が、投資を一層楽しむ要素となっています。
コミュニティメンバーにも投資が楽しくなったという声が多くありました
- 30代で5千万円の資産が作れていたので、その調子で増やしていけばサラリーよりも資産運用で得る額の方が大きくなるだろうと見え始め&資産運用の自信も付いてきていました。
- 5000万超えると資産がより増えやすくなるので、投資がさらに面白くなりました!!
未来への不安が消えた
資産5000万円あれば、毎月30万円使っても13年くらいは働かずとも生活できます
そう考えるだけでも、未来への不安が薄れて、心に余裕が生まれます。
決めている人
私はFIREする気はないので、資産5000万円で勝ち確じゃ♪
仮に資産5000万円のうち4000万円を投資に回すと、各年利ごとの20年後の資産額はこんな感じになります。
年利 | 最終資産額 | 毎月10万円 積み立てた場合 |
---|---|---|
4% | 8890万円 | 1億2500万円 |
5% | 1億800万円 | 1億4900万円 |
6% | 1億3200万円 | 1億7800万円 |
ということで、これだけあれば少なくとも老後の心配は全くなくなるので、人生のハードルがかなり下がります。
むしろ使い切れない気がします
さらに言うと、仮にFIREする気はない、かつ、資産5000万円をゴールにした場合、5000万円を4%ルールで取り崩すと税引後で月平均13万円使える計算になります。
つまり、給料と組み合わせることで、毎月13万円は贅沢できてしまうことになります。
贅沢が資産収入の範囲内であれば、資産は減りません
FIREが視野に入る
先ほど言ったように資産5000万円を4%ルールで取り崩すと、毎年200万円で税引後で月平均13万円を使える計算になります。
単身世帯の生活費は平均16万円、二人以上世帯は平均27万円なので、
単身世帯であれば、節約することで完全FIREが射程圏内に入ります。そして、二人以上世帯の場合は、生活費を資産収入と労働収入の両方で賄うサイドFIREが可能となります。
また、年収150万円(月13万円×12ヶ月)程度下げてでも本当にやりたかった職業に就くことができたり、今の働き方を継続して月13万円の資産収入分、豊かに生きたりと人生の選択肢の幅が広がります。
そう思うだけでも、心にゆとりが生まれるため、生きるのが楽になります。
また、4%ルールと言っても、毎年200万円を使い切る人はいないと思いますので、ほとんどの人が投資元本を減らさずに生きていけるようになります。
また、労働収入で余ったお金や配当金や売却益の一部を再投資に回すことで、さらに資産を増やすことだって可能です。
さらにそういう人は、投資以外にも多少お金をかけても自分や経験に投資できるようになります。
私の場合は、YouTubeなどの副業ですね!PCやカメラ、マイクなどに初期投資しましたが、そのおかげで資産形成スピードが加速しました
という感じで、資産5000万円くらいになると資産が減らない、さらに資産形成スピードが上がるという素晴らしい循環に突入することができます。
少し孤独になる
資産5000万円を貯める過程では、かなりの努力をしてきたと思います。
節約して支出を抑え、副業や転職で収入を上げ、余ったお金を全て投資に回してきました!
この領域に達するための努力は、普通の人には真似できません。
かなりすごいことなので、自信を持った方が良いです
ただ、お金や投資の話なので、なかなか周りに相談や共有する機会がなく、参考にできる人もいないため、情報交換することもできなくなってきます。
資産形成については、日本で1割くらいしか参考にできる人がいない状態になりました
さらに、資産5000万円貯める過程で、人からよく思われたいという「見栄」や「世間体」といったものが実にどうでもよく、他人と比較し始めると、お金もなくなるし、幸せにもなれないということに気付くので、人間関係にも気をつけるようになります。
ということで、多少孤独を感じる人もいるかもしれません
そういう人は、FIRE COMMUNITYをオススメします。
\FIREを目指す仲間を作ろう!/
あなたと同じように資産形成を頑張っている人がたくさんおりますし、クローズドな環境ですので、気軽に仲間を見つけて情報交換や相談が可能です!
FIRE・資産運用のモチベーションを上げたい方は是非ご参加ください!
最後に
資産5000万円は、頑張れば誰でも到達可能です。
まずは、支出を抑えるために住居費やスマホなどの固定費を見直すことを最優先にしましょう。
そして、空いた時間を利用して、副業で収入を上げる努力をすることを徹底しましょう。
私がこれまで話を聞いたFIRE民のほとんどは、サラリーマン時代に朝や夜の空いた時間に副業を頑張っていました!
日本に10%程度しかいない準富裕層以上の存在になるためには、それなりの努力が必要ということですね