どうもGenki(@GecchoM)です。
私は先日ついにFIREを達成し、現在はタイにプチ移住中の一般男性でございます。
米国株厳しい状況が続いておりますが、そんな中で私の資産はどうなっているでしょうか?
ということで、今回は米国株インデックスファンドに約8,000万投資して2年2ヶ月運用した結果を公開したいと思います。
今回の内容は、動画でも詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください!
また動画の前半では、タイプチ移住中の生活についても配信しておりますので合わせてご覧ください!
ポートフォリオ
投資先 | 投資金額 | 初回購入日 | 保有期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
バンガード・S&P 500 ETF(VOO) | ¥62,641,851 | 2020/06/29 | 2年2ヶ月 | |
インベスコQQQ 信託シリーズ1(QQQ) | ¥10,896,488 | 2020/06/29 | 2年2ヶ月 | |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | ¥1,199,999 | 2022/02/28 | 約6ヶ月 | 一般NISA |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | ¥749,893 | 2022/02/02 | 約7ヶ月 | 一般NISA(妻) |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 | ¥1,200,000 | 2021/01/15 | 1年7ヶ月前 | 一般NISA(妻) |
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) | ¥1,599,999 | 2021/11/16 | 9ヶ月前 | ジュニアNISA |
合計 | ¥78,288,230 |
ご覧の通り、約8,000万円を米国株インデックスファンドで運用しております。
その他にも年間配当500万円程度を受け取れるくらいに高配当株にも投資をしております。
相場振り返り
相変わらず私は、米国株相場をほとんど気にしてこなかったので、またもや完全に乗り遅れております。
しかし、私個人の考えとしては、私のような一般個人投資家の投資に対する姿勢はそのくらいでちょうど良いと思っております。
あまり熱心に相場に張り付いたところで精神的に疲弊するだけで、その分リターンが増えるわけではないので、飽くまで相場感や市況については自分の知識として、情報としてインプットするくらいで良いと考えています。
ということで、今回は私の運用状況を公開するだけでなく、私のキャッチアップという意味も含めて最近の米国株相場について振り返っていきたいと思います。
是非みなさんも一緒に振り返っていきましょう!
米主要株価指数は揃って下落
9月2日発表の8月米雇用統計は市場予想並みだった(後程解説します)のですが、米主要株価指数はそろって下落しました。
米雇用統計が労働需給がやや和らぐ兆しを示したとの見方から最初はいずれの指数も上昇したが、欧州のエネルギー供給に関連してセンチメントが午後に悪化、米国が3連休に入ることもあり、下げに転じました。
年初来で見てみると、どの指数も2022年6月半ばに底値を付けて、そこから8月半ばまで株価は上昇しました。
8月4日に相場を振り返った際は、FOMC後のパウエルさんの記者会見での発言で、今後の利上げペースを緩やかにする可能性が高いことが分かり、これまで急激に利上げしてきたにも関わらず、年末には利上げ停止もあるのでは?と楽観論が広がり、株価が上昇していました。
昨年の夏の段階では「インフレは一時的」と判断していたんですが、希望的観測だったようです。
今や2022年末の政策金利は3.5~4.0%に達するとの見方が支配的になっています。
そして、そこから現在にかけて再び株価は急落しており、S&P500について言えば8月中旬以降に9%下落しています。
実は、今年に入ってから18%近くも下落した同株価指数の中で、影響を免れたセクターはほとんどないものの、生活必需品株、ヘルスケア株、公益株などのセクターは、市場全体よりも下落幅が小さくなっています。
エネルギー株は最近の反落にもかかわらず、年初来で44%の上昇しております。
また、過去25年間毎年増配している企業を対象とした配当貴族指数は今年約10%下落しているが、市場全体に比べればそれほど深刻ではありません。
上記のように下落相場においても安定したパフォーマンスを出している不況に強いETFに投資したい場合は、以下の記事にていくつか紹介しておりますので、是非ご覧ください。
8月米雇用統計の抑えるべきポイント
先ほど紹介した9月2日発表の8月米雇用統計についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
非農業部門雇用者数は前月比31.5万人増と増加ペースは7月に比べて鈍化したものの、予想をやや上回ったことで、インフレと金利上昇、経済見通しの不確実性の中でもまだまだ労働需要があることが示されました。
労働力への需要の強さは消費支出の支えとなります。
失業率は3.7%と市場予想を上回ったものの、労働参加率が62.4%に上昇、これは、2020年3月以来の高水準と一致し、25-54歳では82.8%と、前月比の伸びは20年6月以来の大きさでした。
つまり、人々の労働に対する意欲が戻ってきており、それが賃金の前月比の伸びの鈍化に繋がり、そして、インフレ圧力が和らぎつつあるのでは?とポジティブに捉えられました。
平均時給も前月比0.3%増加と緩やかになってきたということで、これまで労働力需給のミスマッチが賃金を押し上げてきたが、ここにきて需給が均衡しつつあるのでは?とポジティブに捉えられました。
ということもあり、9月のFOMCで3回続けての0.75ポイントの利上げはもしかしたらしないのでは?と市場が若干期待したということもあり、9月2日の米国株は午前中に上昇しました。
米長期金利は3%超え
現在の米10年債利回りは3.19%を付けたという事で、今週の米債券市場で長期金利は3%を超える水準での推移が続きそうです。
先週はFRB高官による積極的な利上げを示唆する発言が相次いだことで、米10年債利回りは一時6月中旬以来となる3.3%台まで上昇しました。
FRBは3月以降大幅な利上げを続けており、9月に0.75%利上げを実行すると政策金利は3.00~3.25%となります。
こちらは今月末のFOMCでどの程度の政策金利が先物市場で折り込まれているかなんですが、9月2日発表の8月米雇用統計の結果、労働力需給が均衡しつつあるのでは?との見方から0.75%の利上げ確率が56%と、先週から4%低くなっております。
それでも、57%の先物トレーダーは9月に0.75%の利上げを実施するだろうと織り込んでいます。
11月以降も2回のFOMCを残すことを考えると、22年末の政策金利は6月時点の予想(3.4%)から上振れる可能性が高いです。
こちらは12月14日時点において、FOMCでどの程度の政策金利が先物市場で折り込まれているかなんですが、46%の人が3.5~3.75%、44.7%の人が3.75%~4%まで利上げをするだろうと織り込んでいる状態です。
これは米国債相場に一段の下げ余地があることを示唆しています。
ただ、それでインフレを抑えきれるかは分かりません。
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「FRBはまだインフレ期待を過小評価しているリスクがある」と指摘しています。
メインストリート・ファイナンシャル・ソリューションズの認定ファイナンシャルプランナー、ケリー・デブス氏も、「インフレが数カ月でなくなることはない」と述べています。
24年ぶりに1ドル=140円超え
今週の外国為替市場では円安・ドル高の地合いが続きそうです。
先週は円相場が24年ぶりに1ドル=140円を超えました。
米経済指標が市場予想を上回り、FRBがインフレを抑えるため今後も利上げを続けるとの見方が改めて強まりました。
FRBのパウエル議長は8月下旬に経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演で、「インフレ鎮圧をやり遂げるまで金融引き締めを継続する」というシンプルで強いメッセージを打ち出しました。
ということで、金融引き締めを急ぐFRBと金融緩和を続ける日銀という構図は継続しており、さらにFRBの強い引き締め姿勢を市場が改めて意識したことで、改めて円売り・ドル買いに拍車をかけました。
今年の夏の円安を反映し、秋にはより広い範囲の品目で値上げが実施されるようです。
帝国データバンクが主要食品105社に実施した調査によると、今年8月末までに計2万品目が値上げされ、10月は単月で最多の6532品目の値上げ計画が明らかになりました。
米株価の「スーパーバブル」がはじけるのはこれから
ご覧いただいたように米国株はまだまだ不安要素が抜けないですが、これに拍車をかけるような記事も見つけてしまいました。
米株価の「スーパーバブル」がはじけるのはこれから-グランサム氏
米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)の共同創業者ジェレミー・グランサム氏は8月31日、自身が先に「スーパーバブル」の状態にあると警告した米株価について、今年これまでに見られた混乱の後でさえも、はじける方向にあるとの見解を示した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-31/RHHYXDDWRGG001
S&P500は2022年6月16日に3666ポイントを底値に付けて、そこから8月16日まで株価は4305ポイントまで17.4%も上昇しました。
しかし、グランサムさんは、この株価上昇について、経済の悪化が本格化し始めるのに先立ち、いったん急落した後によくある「ベアマーケットラリー」のパターンに合致するとコメントしています。
この相場を新たな強気相場と見ている人はナンセンスだとまで言っています。笑
さらにこれから来るであろうスーパーバブルの崩壊は幾つかの段階を経ると言っています。
まず、今年上期(1-6月)のような下落局面があり、その後に小幅な上昇が見られるが、最終的にはファンダメンタルズが崩壊し、株価は底まで落ち込むとしています。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で欧州がエネルギー危機などへの対応を迫られている
中国での新型コロナウイルス対策が引き続き経済の重しになっている など
今年上期はインフレが株価下落の主な原因となったが、次の下落局面は企業の利益率の悪化が要因となるだろうと説明しています。
そして、グランサムさんは今年の1月に出したレポートにて、米国株は「スーパーバブル」の状態にあり、そうしたバブルは過去1世紀で今回を含めて4回しかないと言っています。
1929年の大暴落、2000年のドット・コム・バブル崩壊、08年の金融危機と同様に今回のバブルも確実にはじけるだろうと指摘しています。
S&P500は2500ポイントとまで下落するとし、これは16日に付けた高値4305ポイントから約40%程度を下回る水準で、ナスダック総合指数においても、今後さらに大きく下げ続ける可能性があると言っています。
米国株は「スーパーバブル」、暴落が進行中-GMOのグランサム氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-20/R60PG1DWX2PS01
今後の運用方針
とまぁ不安要素だらけの米国株相場ですが、私たちがやることは変わりません。
継続して積み立て続けるのみです。
例えば、オイルショックが起きた1973年から15年間、毎月5万円を積立投資をしていた場合、投資元本の900万円がなんと5300万円になっていることがわかりました。
投資元本が5倍以上に成長しています。
その理由は、積立初期に暴落が起きたおかげで、安く買い続けられたからです。
株価の低迷期間でも積立投資を継続することの大事さを分かっていただけましたでしょうか?
運用実績公開
前回(2022.08.04)の運用実績
項目 | 2022.08.04 |
---|---|
取得総額 | ¥78,288,230 |
時価評価額 | ¥88,425,004 |
評価損益額 | ¥10,136,774 |
評価損益率 | +12.95% |
3月末の時価評価額をMAXとして、2ヶ月間ほど下落し続けたのですが、指数の上昇に合わせて私の資産も増えてました。
今回(2022.09.02)の運用実績
投資先 | 保有数量 | 現在値$ | 平均取得 価額$ | 投資金額¥ | 時価評価額¥ | 評価損益¥ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バンガード・S&P 500 ETF(VOO) | 1,366 | 360.63 | 403.43 | 62,641,851 | 69,119,593 | +6,477,742 (+10.34%) | |
インベスコQQQ 信託シリーズ1(QQQ) | 328 | 295.17 | 310.66 | 10,896,488 | 13,584,219 | +2,687,731 (+24.66%) | |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 651,466 | 20,119 | 18,419.99 | 1,199,999 | 1,310,684 | +110,685 (+9.22%) | 一般NISA |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 398,727 | 20,119 | 18,807.18 | 749,893 | 802,198 | +52,305 (+6.97%) | 一般NISA(妻) |
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 | 1,204,094 | 9,949 | 9,966.00 | 1,200,000 | 1,197,953 | -2,047 (-0.17%) | 一般NISA(妻) |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 963,839 | 16,862 | 16,600.28 | 1,599,999 | 1,625,225 | +25,225 (+1.57%) | ジュニアNISA |
合計 | 78,288,230 | 87,639,872 | +9,351,642 (+11.95%) |
項目 | 2022.08.04 | 2022.09.02 | 前月比 |
---|---|---|---|
取得総額 | ¥78,288,230 | ¥78,288,230 | |
時価評価額 | ¥88,425,004 | ¥87,639,872 | |
評価損益額 | +¥10,136,774 | +¥9,351,642 | -¥785,132 |
評価損益率 | +12.95% | +11.95% |
米国株は前月よりも軒並み下落したため、外貨建てだと非常にマイナスなのですが、きつい円安のおかげでなんとか-78万円程度の下げで留まっております。
こうして米国株インデックスファンドの運用実績を公開し出すようになってから8ヶ月も経過しました。
6月にQQQを一部売却し、元本が減っている瞬間はありますが、それでも少しずつ円安の力のおかげで資産は当初に比べると増えております。
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